第23回公演『マッチ一本ノ話』（再演）

『マッチ一本ノ話』公演チラシ

DATA

少年王者舘第23回公演
大阪公演-扇町「ミュージアムスクエア」1998年10月30日～11月3日
名古屋公演-大須「七ツ寺共同スタジオ」1998年11月19日～29日
東京公演-新宿「タイニイアリス」（アリスフェスティバル'89）1998年12月3日～10日
特別企画座談会「鈴木翁二の世界」1998年12月5日
作・演出：天野天街
原作：鈴木翁二
音響：KANS（マナコプロジェクト）、戸崎数子
照明：小木曽千倉
美術：水谷雄司、伊藤真由実、和多久美子、長坂美奈子
映像：浜嶋将裕、池田ススム、早川満子、橋本純子
舞台監督：海老澤栄
演出助手：田村英子
衣装：田村英子と英子プロジェクト
制作助手：はたのひろこ
制作：よろずや猫
協力：田岡一遠、松田あみ、うにたもみいち、トケル、古川万里、岩村吉純、いしぐろひろこ、維新派、アクテノン、その他数え切れないかたがた
出演：珠水、江村夕沈、松宮陽子、水谷ノブ、ゴロ、カナタニ美弥子、山本亜手子、水否、杉浦胎兒、中村榮美子、白尾文子、篠田エイジ、田口大地、栄美穂、丹羽純子、とるろ

天野氏はわたしが言うところの＜幼生ことば＞を躊躇なく理解してくれる同種族のような印象を持ちました。理論的であるよりも、直感的有機的なあぶなかしいけど、時にはよくチョウヤクするコトバの所有者として。

つまり、ひたすら＜自分＞に向けて発語する＜マンガネーション＞のコトバを天野氏も持っていると思いました。

＜マッチ一本ノ話＞は私の代表作なのですが、たとえばあそこに張らせようとした、仮に言えば＜空気感＞のようなもの、コトバやクツオトがふるえて＜旅＞をしていく空気を肉体と肉声と立体はどのようにとらえて表現してくれるのか、大変たのしみです。マンガの斜線は舞台にどう張られるのか。

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