こらない

2004-05-17 (月)

2004-05-14:映画『アダプテーション』

金曜日。

とんとご無沙汰だったレンタルビデオ屋で『アダプテーション』を借りてくる。
数分間だけ俳優ジョン・マルコビッチの頭の中に入れるという奇想天外な設定の『マルコビッチの穴』で成功を収めたチャーリー・カウフマンという脚本家が脚本を務めた映画(監督も『マルコビッチの穴』のスパイク・ジョーンズ)。
これもやはり設定が(アタシが)他で見たことがないようなものになっていて、主人公がその『マルコビッチの穴』で成功を収めた当の脚本家カウフマン。
つまり自分。
その自分が次回作の脚本を書くことになり、でも筆が進まず苦悩する様を自分で描いて、挙げ句脚本家養成講座のようなものに通ってしまったり。
そのちょっぴりややこしい設定にさらに、そのカウフマンがなぜか2人いるという設定も加わる(その2人を1人2役でニコラス・ケイジが演じる)。
車が激突するシーンが俯瞰ではなく主観っぽい視点で撮影されていて、それが(アタシが)今まで見たことのないタイプの映像でおおっ!と思った。
設定にしろ今あげた映像にしろ、(アタシが)見たことのないアイデアがちょこちょこと出てきて面白かった。

*スパイク・ジョーンズ ツインパック (アダプテーション / マルコヴィッチの穴)

スパイク・ジョーンズ ツインパック (アダプテーション / マルコヴィッチの穴)

これ、『マルコビッチの穴』を見てから見る方がいいよなあと思ったら、ツインパックという仕様で発売されていた。
なるほど。

あと、『アダプテーション』のDVD内で紹介されていた『ヒューマン・ネイチュア』という作品も気になる。
どうやらこれもスパイク・ジョーンズ監督、チャーリー・カウフマン脚本な作品らしい。
こちらの設定は、「自分を猿だと思い込んでいる男」と「毛深い女性」と「ネズミにテーブルマナーを教える実験をしている博士」の3人を軸にすえたコメディ、らしい。

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