こらない

2004-06-06 (日)

2004-06-05:設計事務所のMちゃんと60万円

土曜日。

不動産関係の話はどうも生々しい感じがするので、別のところにまとめて書くようにしようかと考え中。
しかしタイトルに困る。
読んでる本の関係で「自分が家を建てるなら…」という夢が広がりまくっているのだけど、実際はただどこかの賃貸へ引っ越すだけになるかも知れないし、マンションを買ったりするのかも知れないし、ホームレスになってるかも知れない(「やっぱりやーめた」と何の変化もないかも知れない)。
そのどれにも対応しつつ、内容に合致するタイトルとは…?

今日は変身キリンと原マスミさんの出演するライブが吉祥寺マンダラ2であったはずなのだけど、朝からずっと頭痛で行けず。
くー。

ライブも始まってしまった頃にやっと復活。
それを待っていたかのように、明日会う予定だったみゆきちゃんが急遽本日来邸。

サフさんの学生時代の同級生のMちゃんは、卒業後に急に進路を変更し建築の専門学校へ行き、その後2級建築士の資格を取得したらしく、現在は設計事務所へお勤め。
そこで、ちょいと話を聞いてもらおうと、お呼びしていたのでした。

これは最近いろいろな本を読むうちに知ったのだけど、建築家とか設計事務所というのは施工管理もする。
何の話かというと、それまでアタシは建築事務所というのは「デザインして図面を引く(だけの)会社」なのだと思っていたのです。
実際にはそこから実際に家が建つまでをずーっと取り仕切ってくれるのらしい。

「それで、設計事務所にはいくら払うの?」
「うーん、もちろん規模とかにもよるけど、3%から5%くらいかなあ」
へえー。
ちなみに、Mちゃんの勤めているところは「億ションとかばっかりだから個人住宅のこと、全然分からないんだよね」とのこと。
というわけで、あんな芸能人やそんなタレントの話とか。
ほえー。

以前、アタシと同じ年代の他の設計事務所の人に話した時もそうだったのだけど、Mちゃんも「ほんとに建てることになったら言って! 私(個人で)やるから」という。
しかし、そういう建築関係のところに勤めている友人は皆一様に「毎晩終電まで働いていて、かつ薄給」と声を揃える。
そんな過酷な状況の中、何故みんな「私にやらせて」というのかちょっと不思議。
自分がやってみたい仕事と実際に自分がやっている仕事にかなりギャップがある、のかな。
こっちも「友達ってことで無理をきいてくれるかも」という甘い考えがあるし、向こうも「友達ってことで少々のことは多めに見てもらって経験値を上げたい」という考えがあるのかも知れない。

「最近、知り合いのところがホームページ作ってもらったんだけど、U5くん見てみる?」
「え? ああ、うん見る」
「これ、アドレス」
「ええとwww…、お、出てきた」
「そうそう、それ」
「(あー、意味なしフラッシュページだ)へー、これでいくらだったって?」
「60万円」
60万円!

2004-06-06 (日) UP

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