こらない

2004-07-12 (月)

怪談

最近聞いた怪談。

これまでのあらすじ。
ここ数年(もう4年くらいになるのかな)、夏の3ヶ月ほどの間、微熱が下がらなくなる。
毎日ずっと36.8〜37.2度のまま。
それ以外の時期の平熱はおそらく36.3度くらい。
毎年なんだかんだと「微熱が続くのは怖いよおー」と脅されて、それで怖くなって近くの病院で検査(血液検査と尿検査)をしてもらうのだけど、いつも「問題なし」。
「こうやって微熱が続くこととか、続く人とかって、珍しくないんですか?」
「うーん、まあそういう人もいるねえ」
といった回答。

気に病んでいても仕方ないので特に自分では気にしてないし(ダルいけど)、他人から何か言われても「まあねえ、医者も異常ないって言うしねえ」といった感じ。

で、先日滝本さんのライブであかねさんと話した際…。

「微熱が続くのって良くないよ」
「うん、そう言われたりしますよねえ。でも検査しても異常ないんですよ」
「なんか最近多いらしいよ、検査しても異常がない…っていう人。私の知り合いにもいてね…」
「そうなんですかー」
「肩とか背中とか凝る? 痛い?」
「それはもう慢性的に痛いです」
「ああ」
「え?なんなんですか?」
「それって片側だけとか?」
「そうですね、片側だけです」
「ああ」
「え?なんなんですか?」
「朝起きた時に咳が出たりする?」
「しますねえ、でもそれって前の晩のタバコですけど」
「ああ…」
「え?なんなんですか?」
「同じ症状で、でも職場の健康診断とかでも何の異常もなかった人なんだけどね…」
「ええ」
「…肺ガンだったんだって」

きゃあああ。

これまで「タバコが体に悪い」だの灰が真っ黒だのなんだかんだという有り難いお言葉に耳を貸すことは皆無だったのだけど、なぜかこのあかねさんの語りにだけはすごい恐怖を感じてしまいました(なぜだろう)。

というわけで、アタシだけが背筋の凍った怖い話、でした。

2004-07-12 (月) UP

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