こらない

2004-07-29 (木)

2004-07-28

なぜ意味もなく体調が悪くなっていくのかと思ったら、台風が来ているらしい。

家に『常識論 / 赤瀬川原平』が転がっていて、どうやら未読だったので読む。
ほんとに面白いなあ、うまいなあ。

頂き物の五平餅を食べた。
真空パックになっていて、袋から出して火であぶって味噌を塗ってまた焼いて焦がして食べる。
実はこれを頂く数週間前からずっとアタシが「五平餅が食いたい」と言っていて、でも東京にいるとそんなものなかなか口には出来なくて、それでモンモンとしていたのだった。
そしたら、うちに遊びにきた人が「これさー、うちのおじさんが『美味いよ』って太鼓判を押してるんだけどさー、こーゆーの食べる?」となんと五平餅を持ってきてくれたのだった。
「みかんを食べたいと思っていたらみかんを持ってきてくれた」というのとはちょいと次元の違う偶然だなあとびっくりした。

NRBQ来日ライブシリーズの一環でNRBQの出ない「NRBQウェルカムライブ」というライブへ(@渋谷クロコダイル)。
NRBQのメンバーは客席にいて、NRBQをウェルカムするいくつかのバンドがステージで演奏。
プロモータらしき司会の方が会場を盛り上げていて、我らが加藤千晶 with ゆわかしと口ぶえ軍団も過去に例をみない疾走感あふれる演奏を繰り広げていました。
それなりに夜も更けてきたなと思ったあたりで司会の方が「長丁場となっておりますが、あと2バンドあります」と言い、さすがに体力的にキツくなり途中退場。

マリンバ(木琴)のバラシを手伝う。
鍵盤(って言う?)の下にパイプみたいなのが縦に並びまくっているちゃんとしたやつ。
マリンバというのはバラせるのだ、というのがまず発見で、他に「湿気や乾燥で木が割れてしまう」という事実を聞く。
そこまではなんとなく想像の範囲内だけど、「気をつけていても割れる時は割れる」らしく、そしてそもそも消耗品なのらしい。
それも「まあそうだろう」と言えばそうだけど、消耗品だとは認識してなかった。
消耗品かあ。

NHKでおそらく高校生以下を対象にいろいろな職業を紹介している番組らしき番組がやっていて、たまたま見たのは「PAになろう」というもの。
PAというのはアタシの中でも分かっているようで分かってないもののひとつで、とりあえず分かっている言葉でいうと、「ライブハウスの後ろの方のでっかい機械のあるブースにいる音響の人」のこと。
PAが何の略か考えたことがなかったのだけど、Public Address(公衆伝達)の略だという。
AってAudioじゃないのかー。
ちなみにアタシはPAという言葉も知らなかった頃、ライブハウスで音を調整しているらしきブースにいる人は、ただ音量を調整しているだけだと思っていた。
ボーカルが聞き取りにくいから大きくして、ギターがうるさいから小さくして…ということをしているだけだと。
それにしてはツマミが多いなーと。
サフさんもサフさんで、PAの人が「ハッ!ハッ! ワンツゥ!ワンツゥ! チェック!チェック!」とやっているのを「なんであんな変な声を出しているんだろう?」と不思議だったらしい。
番組では、新人さんがハウリングを消す作業を初めて任されて、でもうまく行かず、プロの人がすぐにどの周波数をいくつ下げるかを指示して消していたり、なんてシーンなどがいろいろ取り上げられていて面白かった。

アタシがひとり名古屋へ行っている時に第1話が放映されたドラマ「逃亡者」。
これをサフさんが見ていて、あらすじを聞いているうちに見てみたくなり第2話を見る。
主人公江口洋介が家へ帰ると妻と子どもが惨殺されている。
警察に連絡するも、すべての物証が江口洋介が犯人であるかのように仕立てられている。
逃げる江口洋介。
という話なのだけど、第2話を見ておかしかったのが、全ての登場人物を怪しそうにしてる点。
カメラが切り替わる直前に、何かを企んでいるような顔とちょっとした間、というのがいちいちあって、それがひとりだと「まずはこの人が犯人のように視聴者に思わせてるんだな」ということになるのだけど、もう全員そうなのである。
シリアスなサスペンスっぽいのだけど、そこがちょっと過剰でおかしい。

あまりゲームにハマったりしないのだけど、珍しく「ゴミをゴミ箱に投げ入れるゲーム」cyrkam airtosにハマり中。
右上のスコアの下のレベルバーが残時間だということにさっき気付き、たまに上を飛んでいく紙ヒコーキ(?)も撃ち落とせることもさっき分かった(400ポイントだった)。

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