こらない

2005-01-14 (金)

本『堪忍箱 / 宮部みゆき』

先日下北沢へ行った際、古本屋で宮部みゆきさんの文庫をたくさん見つけたのでごそっと購入。
その中から『堪忍箱 / 宮部みゆき』を読了。
8篇収録の短編集。
2行毎に「うまいなあ」「うまいなあ」とつぶやきながら読んだ。
最後の「砂村新田」が好き。
どれもこれも、市井の人々がそれぞれの思いを抱えて生きている、ってのが沁みてきて、それだけでなぜか目に涙が浮かんでしまう。

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