こらない

2005-03-03 (木)

本を選ぶ

『パーフェクト・ブルー / 宮部みゆき』読了。
元警察犬マサが一人称で語る物語。
先に読んだ『心とろかすような / 宮部みゆき』はこれの続編だったもよう。

そろそろ読む本ストックが切れてきたので、先日ブックオフへ寄り、適当に文庫本を買おうと思ったのだけど、全然選べなかった。
本リテラシーがないというのか、作家リテラシーがないというのか。
そういうのが必要だなあと思った。

好きな音楽以外の音楽を全然知らないアタシは、ハナレグミ、ケツメイシ、トラジハイジ、キリンジ、オレンジレンジ、スネオヘアーといったカタカナの人たちの区別が全くつかない(たぶんめちゃくちゃな並べ方をしてると思うんだけど、なにせここに挙げた人をひとりも見たことがない)。

同様に、作家の名前も、そりゃいろいろと目にはしてるはずなのだけど、どういう文脈でとりあげられたりしてる人なんだかさっぱり分からない。
文脈なんて関係ないかも知れないんだけど、軽妙なエッセイの人なんだかミステリ界の重鎮なんだか現代の人なんだかちょっと前の人なんだか、全然分からないのだ。

なんでもいいから片っ端から読むという手があるのは分かるけど、しかしこの「なんでもいい」ってのは実はやっかい。
「エロければなんでもいい」とレンタルビデオ屋のAVスペースへ行って、なんでもいい割にちっとも選べないのと一緒。

仕方ないので「買うのは癪(しゃく)だけど、実は読んでみたかったベストセラー」を探す。
例えば、

などなど。
その中から、『話を聞かない男、地図の読めない女』を見つけたので購入(チラリと読んでみたらたいそう面白そうだったのだけど、それはまた)。
あと『超整理術』も見つけたので買ってみた(これも気になってた)。
『金持ち父さん』ってのは全然気になってないのだけど、なにせベストセラーだったので、何か面白いことが書いてあるのかも知れない。

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