こらない

2006-09-24 (日)

『タイ無責任ガイド / 藤井伸二』

『タイ無責任ガイド / 藤井伸二』読了。

タイのガイド本はいろいろ出版されていて、さらにそれ以上にタイ旅行記な本や裏ガイド本のようなものもいろいろ。
初めてタイに行くのに、変に通ぶった情報や裏情報に詳しくなるのもなー、と思い入手をひかえていたのだけど、この本をパラパラと立ち読みしたところ、なんだかバランスが良い感じがしたので購入(あと、出版日が2005年11月と比較的最近だった)。

バランスがいい、というのは、情報のバランスってことではなく、考え方のバランス。
ハメを外して楽しんでみるのも旅ならば、ハメをはずして危険な目に遭うのも旅。
そのあたりのサジ加減が捉えやすい感じがした。

アタシが他所の国に旅行へ行く際に気になるのは、その国の文化。
芸能等のことではなくて、例えば「バイバーイ」って手を振るのがどこかの国ではものすごく失礼にあたる仕草かも知れない、とかそういったこと。
そういう基本的な礼儀やマナーについて載せてくれているガイド本は少ないのだけど、この本はタイトルに「無責任」と付けている割に、そういうところがやけにきちっと書かれていて心強い。

かなり話はズレるけど、一度「こういう用語は、誤用です」と聞いてしまうと、以降そういう誤用例を見るたびに気になる。
その中のひとつに「排気ガス」ってのがあって、正しくは「排ガス」(気=ガス)。
で、この『タイ無責任ガイド』、ここ数年読んだ本の中で、初めて「排ガス」と記されてました。

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