こらない

2004-04-19 (月)

2004-04-18:『スパニッシュ・アパートメント』とカヤグンと「大事な何か」

日曜日。

映画『スパニッシュ・アパートメント』を観に日比谷シャンテシネへ。
上映開始時間より早めについたので、コルに載せたばかりのおいしいアイスクリーム屋(参照:コル:有楽町のソフトクリーム屋)を探す。
わざわざコルに掲載したわりに、場所に関する記述を全然覚えてなくて困った。
確か、「日比谷から有楽町へ抜けるガードの下」だと思いあちこち探すがどこにもない(実際は「 帝国ホテルから銀座方面に向かう途中のガード下」)。
疲れ果て、もともと知っていた、パスポート更新するところのビルの下に入っている北海道物産店へ駆け込み、とりあえずソフトクリームを食べる。
途中、金券屋で『スパニッシュ・アパートメント』の入場券を見つけ、購入。

映画館に到着すると、拡声器を持った兄ちゃんが、
「次回の『スパニッシュ・アパートメント』は満席となりました。これ以降のお客様は立ち見になります」
という。
それはイヤだ。
というわけで、すごすごと帰ることに。
映画は観れず、ソフトクリーム屋は見つからず、何をしに来たんだか。

そうこうしていると、MOMOさんから「今日、カヤグン行かない?」とのお誘い。
「行く行くー」と飛びつき、おいしい韓国料理の店カヤグンのある巣鴨へ移動。
今日は、いつも注文するものは注文しない、というシバリのもと、食べたことのないものをいろいろ注文。
どれもおいしかった、はずなのだけど、最初に食べたピビン麺が辛くて辛くて他のものの味はなんだかよく分からず。
うそ。
おいしかった。

井村さんがキューバに関して詳しい、というので説明してもらう。
カストロがいて、ゲバラがいて、キューバがこうなって、ゲバラがその後あっちへ行って、その頃ソ連とか中国はこういう状態で、カストロはこう思っていて…、といった赤い歴史の話などなど。
なんでキューバの話かというのは、コル:キューバ本へ。
ちなみにそのキューバ本『200万都市が有機野菜で自給できるわけ—都市農業大国キューバ・リポート / 吉田太郎』は、まだ読み終わってない。
この本、タイトルの「有機野菜」な話以外にいろいろな都市のシステムについて書かれていてすごく面白いのだけど、歴史も含めてほぼ革命以後の話で、革命自体、あるいはそれ以前については書かれていない(それは一般常識?)。
でも、今日の井村さんの話で、大きな流れは少し分かった。

最近テレビで映画『少林サッカー』が放映されたらしく、でも全然面白くないということで意見が一致しちょっとうれしかった。
この映画を面白いという人は、「このスーパーなアホさを面白がれるかどうかで評価は分かれるよね」とか言うんだと思うのだけど、そういうことじゃない。
それはつまり、毒舌ネタの面白い芸人さんはいろいろいるのだけど、末尾に「間違いない」と付ける人のネタがさっぱり面白くない(大事な何かが分かってない)のと同じ(アタシの中では)。

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