こらない

2005-01-14(金)

DVDのマスターを作るには

できた映像をDVDにするとして、はて?どうすればいいのか。
DVDにする、というのはDVD-Rに焼くということではなくて、プレスに出すにはどうしたらいいのか、ということ。
そんなわけで、Wさん経由で本職のSさんとの席を設けてもらい、打ち合わせとご相談。
やはりその道の人に訊いてみないと分からないことというのはたくさんあって、たいへん有意義、且つ参考になりました。

一般的な流れは、指示書と素材を渡す、というもののよう。
手元にある編集済みの映像素材のタイムコードと同じになるようにデータを書き出し、それを納める。
このあたりの厳密なタイムコードの取り扱いが、アタシの使用しているプロ用ではないソフト=Final Cut Expressでどうなのか?が確認事項。
なにせ指示書はタイムコードベースで書かれるので、相手に渡した素材とこちらがもってる素材のタイムコードがズレていたら話にならない、らしい。

「1回納めて、それでゴーじゃないんですか?」
「1回でOKってことはまずないです。何かしらあります」

そうかー。

そしてSさんの経験上、G4上のFinal Cutでは、長尺を書き出す際の信頼性がかなり低いとのこと。
以前書き出した際、みるみるコマ落ちしていって痛い目にあったらしい。
それ以来、編集はFinal Cutで行ない、その後Windowsへ持っていって書き出したりするとのこと。

「編集作業はFinal Cutの方がやりやすいんですか?」
「それはもう断然。自分がもともとMacを使ってた、というのもあるけど」

「コマ落ちって、書き出し中に『コマ落ちが発生しました』とかってアラートが出るんですか?」
「出ない。だからあとで目で見て確認。あとお尻の方を見て音と映像がズレてないかとか」
「1フレーム(約1/30秒)落ちてるだけで、目で見て分かるもの?」
「それは分かるよ。カクッってなるから」
「でも、ということは、めちゃくちゃ集中して確認作業をしないといけないってことですね」
「そう。それが大変なのよ」

そっか。
当たり前だけど、CDなんかのマスターを作る時も「プチッ」とか「シュッ」とか「チッ」とかっておかしなノイズが入ってないか、相当神経を尖らせてチェックしてるわけだ。

どんな業界の人と話しててもそうだけど、会話の中にチラとこぼれる業界専門用語が面白い。
業界用語というより、業界言い回しというか。
一輪車を「ねこ」というような。
今回の会話の中でも、「長尺」が「ながしゃく」だったり、「パラレルに引いて」が「パラって」だったりといったものが登場。
あ、でも、サラリーマン用語、いわゆるオトナ語の類いは勘弁。

さて、そんなわけで前途多難そうに見える書き出し作業なのだけど、ファイル(QuickTime)に落としたものを扱ってもらうことができれば、このあたりの困難はいくぶん軽減される、とのこと。
画質劣化を許せば、DVD-Rに焼いて、それをマスターにしてしまうのもそりゃ当然楽だと。
もし1本にテープに書き出すなら、DVCAMのデッキをレンタル。

といった感じで、いくつかの選択肢ができた。
あとは調査。

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