こらない

2005-02-14(月)

スズキカオルさんとトムズボックスとひなぎくとタコシェ

昼、あれやらこれやらの入稿データをまとめて発送。
「終わってホッとしたー!」というより、データに不備がないかとか、ちゃんと届くだろうかとか、まるで海外旅行へ出発する時の成田へ向かう電車の中で忘れ物がないかどきどきするかのように不安。

そんな中、古くからサイトを見ていただいているAUDRENA1999のスズキカオルさんが数日上京するとのことで「お会いできませんか?」のお誘い。
何度か書き込みやメールを貰ったことがあるのだけど、お会いするのは初めて。

サイトを見ると分かるように、個人情報が一切ない。
メールのやり取りを何度かしたこともあったのだけど、その時も確か個人情報は一切なかった。
直感的に女性な気がするのだけど、よくよく確認すると性別も不明。

吉祥寺で待ち合わせ。
会って早々「ユウゴさんですよね?」というので、「なんで分かるんです?」というと、「前に結婚式の写真、載せてましたよね?」と。
うわー、そりゃまた古い。
ええ載せてました載せてました。
1枚、ポンと載せたんじゃなくて、それ用のページを作って数十枚の写真を載せてました(当然参加者も皆顔出しで写ってた)。
あの頃は、「あとからネットに参加した同級生が、他の同級生と連絡が取りやすいように」って、高校の同級生の本名とメールアドレスの一覧ページとかも作ってました。
そんな時代。

「個人情報、一切出してませんよね?」というと、「あの頃はネット上に女性も少ないし、自衛しなきゃと思って」と。
そもそも“スズキカオル”自体がハンドルだと知る。
「名前だけだと性別も不明だし」というと、「それは気付かなかった」とのこと。

なんとなく、吉祥寺の絵本屋さんトムズボックスへ。
南椌椌さんの作品展示がされていて、ご本人がいらっしゃいました。
学研の「おはなしプーカ」の2004年12月号として酒井駒子さんの作・絵による『ゆきがやんだら』という絵本が出ていたので購入。
350円という低価格。
もう1冊、小川てつオの名にひかれてミニコミ『harappa 05』も購入。

荻窪へ移動して、喫茶ひなぎくへ。
後藤さんに、先日のこまっちゃ+原マスミライブがとても素敵だった話を聞く。
ぬ−!
ひなぎくへ行くとアタシはいつも小豆茶をいただくのだけど、今日は違ったものが飲みたいなと思い、後藤さんにおすすめを訊く。
「うーん」と困った後「じゃあ、ホット生姜ゆず湯なんてどう?」ということで、それを注文。
「しょうがと言えばね…」と、「プチ断食」だとか「低体温」とか「朝ご飯ににんじんりんごジュース」といったどこかで聞いた話が出てくる。
それはあれだ、サフさんが内緒で買ってきた『温め美人プログラム / 石原結實』だ。

「そうそう、それ、その本。それのイラストを書いてるイグルーダイニングって方がいてね」
「あーうん、そうそう、なんかすごくかわいいイラストだった」
「でしょ? そうそれ」

後藤さん、今朝その本を読んでいたところだったらしい。
ちょっとした偶然。

長居しているうちにたいへんご無沙汰していた長沢さんも到着。
アタシと長沢さんと後藤さんは、石丸ダンスワークショップ同期生なのでした。

スズキカオルさんはというと…と書きたいけど、本人が明かしてないことは書かない方がいいんだろう。
ネットって窮屈だねえ。
ただ、元「角田先生の生徒」ということが判明(それがいちばん書いちゃいけないことだろかー)。
それで『風鈴横丁』やキコリの会バージョンの『くだんの件』を観に行ったらしい(それはまたレアなセレクトだ)。

ひなぎくを出てスズキさんとも分かれたのち、『楽しい<つづり方>教室 / 塔島ひろみ』の新装版(車掌文庫の新刊が出ていないかの確認)を求めて中野ブロードウェーのタコシェへ。
…営業時間が終わってました(20:00までだったかー)。
そいえば、タコシェって、元々たこ焼き屋だったところに出来たからタコシェなんですってね。

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