こらない

2005-02-21(月)

2005-02-19: シベリア少女鉄道『アパートの窓割ります<死ぬまでにしたい12個目のこと>』

シベリア少女鉄道『アパートの窓割ります<死ぬまでにしたい12個目のこと>』@新宿シアタートップスにイッテキマシタ(2005-02-19)。

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当日券で入ったら最前列寄りのいちばん端の席で、舞台セットの上手(かみて)の壁面は一切見えず、上手奥へ投影していた映像もほとんど見えず。
次からはちゃんと前売りを買おう、なわけだけど、出来ればやっぱりそういう席は潰しといて欲しいなあ。

そんなことはどうでもよくて、とにもかくにも、今回初めて元ネタが分からなかったのでした。
終演後に前の席のお客さんが話していたのを盗み聞きした内容によると、『タッチ』や『みゆき』や『H2』といったあだち充野球漫画をぜんぶごっちゃにしたようなもの、らしい。
『タッチ』も読んでない上に、『みゆき』ってのが何の漫画か知らない上に、『H2』ってのはタイトルさえも知らなかった。

そんなわけで、いわゆる「前振り」と呼ばれる部分で会場の皆さんと一緒に笑うこともできなかったのだけど、その後のクライマックスでも「やられた」。
正確に言えば、「やられた」かった!

あだち充ということで(と知らないのに書いてみる)、9回裏野球の行方、密かにその勝負にかけられたいくつかの願い、ライバル、そしてヒロイン。
最後にそのヒロインと結ばれるのは誰?

…と引っ張っておいて、何一つオチが提示されない、という、つまり「『何か』を過度に期待して観に来ているシベリア少女鉄道ファンに肩すかしを食らわす!」という趣向、だったのだと思う。
いつかはやるかな?と思っていたのだけど、そうか、だから「死ぬまでにしたい12個目のこと」?

で、これが面白くなかったんだなあ。

思うに…、などという書き始めでネット上でいっろんな人がいっろんなこと(というか同じようなこと)を書いているのがさっき検索して分かったのですが、それによりシベリア少女鉄道がそういう「ネットでそんなことを書いたりするような人」(アタシも含まれるんだと思う)に大人気だということに気付きました。

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