こらない

2005-03-08(火)

モーダルシフトとか

ETV特集「あなたの日本語磨いていますか」が終わってそのままNHKを見ていたら、モーダルシフトの番組が始まったので途中まで見た。
パネリストとして各界の偉そうな人が一堂に会してのフォーラム。

モーダルシフトというのは、CO2排出に関連して、トラック輸送から鉄道や船に物流をシフトしましょうというやつ。

その前にひとつ疑問なのが、さまざまな環境問題がある中でCO2の話題だけを耳にする、というか、こう、国家レベルで動いてる感じがするんだけど、それはそのまま「CO2問題が特に深刻」と受け取ればいいんだろうか。
とりあえず今よく耳にするのは、やはり京都議定書(2月16日でしたっけ?)絡みなのかな。

番組によれば、日本CO2排出の約20%が車。
そのうち約50%が自家用車。
環境問題に意識が高いつもりだけど車に乗るって人にはやっかいな数字ですな。
日常生活であれやこれやをちょいと気をつけたところで、車で移動してる時点で桁違いにアウトになっちゃう。
まあね、人ひとりやふたりが移動するだけなのに、あんなでかくて重いもの動かすんだものねえ。
(今のところ車を持ってないのでなんとでも言える。アタシがたばこを辞めたらもっと酷い気がする…)
このあたりの具体的な数字は確か『大江戸えねるぎー事情 / 石川英輔』に載ってて、新幹線ってすごく効率いいんだなと感心した覚えが。

で、今日本では、世界初となる特急コンテナ(スーパーレールカーゴ)が走ってるんだそうです。
何が世界初なのかと思ったら、普通、貨物は機関車で運ぶらしいのだけど、このスーパーレールカーゴは電車なのらしい。
電車の方が加速/減速が速いらしい。
で、機関車だと時速110kmが最高で、電車だとそれが時速130kmだとか。

アタシが中学だか高校だかの時から思ってるモーダルシフトは高速道路を使うもので、基本的には高速道路の上だか脇だかに例えば東京と大阪をつなぐ巨大ベルトコンベアがある、というもの。
ベルトコンベアなのかゴンドラみたいなものなのかエアシューターみたいなものなのか分からないけど、乗り物じゃなくて、なんかそういうの。
そういうのというか、そういう方向の。

モーダルシフトとは微妙に話がずれるけど、いろんなものの大きさの規格をちゃんと考え抜いて決めて、それをちゃんと守ろうよ、と効率や合理性を考えるのが好きなアタシはよく思います(考えるのが好きなだけで、それ自体が好きかどうかは別ね)。
ここ数年でティッシュの箱のサイズが変わっちゃったでしょ。
おかげで、定型封筒が入らなくなっちゃった。
「その方が消費者が飛びつくから」とか言って、そのうち牛乳パックなんかも微妙な大きさになったりするんだよきっと。
そんで「こういうちょっとしたデザインの変化で訴求なんとかをどうのこうの」とかいって、それを考えだした人がもてはやされるんだ。
けっ。

と、男性脳が申しております。

コメント