こらない

2005-04-10(日)

永田農法用の住友液肥を探す

『永田農法「極上トマト」をベランダで作る』に従って、ベランダでトマトを育ててみるにあたっていろいろと揃えたのだけど、液肥だけがまだ。

液肥というのはたぶん液体肥料の略で、永田農法では実ものの場合、窒素、リン酸、カリの割合が10:5:8のものを薦めている。
園芸コーナーへ行けばそういうのが売っているのだろう、と思い足を運ぶも、そんなものはなかった。
ただ、種類がいくつかあることは分かり、どれにも窒素、リン酸、カリの割合が書いてある。
6:6:6とか5:10:5とか、あと01:0.2::0.1とか。

ちょっと待て。
6:6:6ってのは、1:1:1じゃないのかい。

と思って調べたところ、6:6:6というのは6%、6%、6%の意味らしい。
6+6+6=18なので、100%にするにはあと82%足りないのだけど、そこは関係ないものが入っているらしい。
液体洗剤なんかも、有効成分は数パーセントで、残りは関係ないものなので、まあ似たようなものか。

窒素、リン酸、カリというのは植物が育つための基本栄養らしく、それぞれの化学記号をとってNPKなんて略したりしている。

さて、どうやら永田農法用にそのN-P-Kが10:5:8のものを商品化しているらしく、「住友液肥1号」という味も素っ気もない名前で売られているらしい。
じゃあいいや、ネットで注文しよう、と思い、とりあえず楽天で検索。

ない。
えー、ないの?

今度はGoogleで検索。
メーカーや販売元みたいなところは出てくるけど、通販を行なっているところは出てこない。
そもそもヒット件数がほとんどない。
えー、そうなのー?
永田農法って、ちょっとしたブームになったりしてたんじゃないのー?

少ない検索結果から知らない誰かの書いた日記を見ると、「近所のホームセンターで住友液肥1号を買ってきて云々」といった記述。
近所のホームセンターってどこよー。

そうなるとどこで売られているのかさっぱり検討がつかない。
池袋の東急ハンズにはなかった。
池袋西武の屋上の園芸屋にもなかった。

その後、どうやら有名らしい日本橋三越の屋上にあるガーデニングの店も行ってみたけどなかった。
うちの近所の大型スーパーにもない。
上野近くの御徒町というところにある100円じゃない100円ショップみたいな、あーそうそうドンキホーテみたいな多慶屋というムラサキ色の店へ行ってみたけど、そこにもなかった。
どこにあるんだ、住友液肥1号と住友液肥2号!

再度調べてみると、これを扱っているレインボー薬品株式会社の本社は、アタシの職場の近くにあるらしい。
乗り込むか、本社へ。
扱っててても売ってない可能性が高いよなあ。
とりあえず、月曜日になったら電話してみよう。

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