こらない

2005-05-04(水)

2005-05-01: 能劇『姥捨』@名古屋KDハポン

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能劇『姥捨』@名古屋KDハポンにイッテキマシタ(2005-05-01)。

ロック歌舞伎スーパー一座の座長をつとめる原智彦氏による能劇『姥捨』。
ふりがなで「OBASUTE」とあるけど、「おばすて」で変換すると「姨捨」となる。
それではない「姥捨」。
還暦を迎えた原氏が「ただただお山へ参る婆(ばば)をものすごく美しく踊ってみたい」と実現したらしいこの公演。
婆にじゃれつく少女に夕沈さん、音楽は知久寿焼さん。
この日は知久さんの生演奏付き。

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入り口にも岡部玄氏による流木ドームが。

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中は天井の高い空間を取り囲むようにして流木がくまれていました(写真は天井)。
人が何人もぶら下がっても大丈夫。

公演終盤、この公演のために作られたという知久さんによる「月がみてたよ」という曲が登場。
月がゆっくりまばたきするのを眺めてるうちにちょっと長く居すぎてしまったみたい、と語るこの曲、正式タイトルは「月がみてたよ(Overstay)」になっていたのでした。

会場の雰囲気と、お能の振りと、夕沈さんやムシムシの人たちのダンス、知久さんの音楽等がすごくいい絡まり合いをしてまして、たいそう素敵な公演でありました。

ところで、今スーパー一座のサイトを見て今さら初めて知ったのですが、スーパー一座の前身って「0次元」だったのですね。
知らなんだ。

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限定で会場にて販売された「月がみてたよ」CD。

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