こらない

2005-06-24(金)

2005-06-23: Warehouse@吉祥寺マンダラ2

Warehouseのライブ@吉祥寺マンダラ2にイッテキマシタ(2005-06-23)。

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以前、サイレントコメディムービーに生演奏や弁士をつけて楽しもうという『夢の森にて』というイベントを観に行き、その会場でかかっていた音楽に惹かれて、そのまま物販でCDを購入したのがWarehouseとの出会い。

1stアルバムのタイトルが『Endless game of Cat and Mouse』(ジャケット:高野文子)で、そこからトムとジェリーを思い浮かべたためか、アタシの中ではそんなイメージ。
つまり、トムとジェリーやテックス・エイブリー作品の後ろで流れている、BGMだかSE(効果音)だか分からないドタバタ・チェンバー(室内楽)音楽。

吉祥寺駅にあるユザワヤでラディッシュの種を3種類も買って、開演時間ぎりぎりに入場すると、お客さんの数は一桁。
えええーーー!
WarehouseのCDは、家でほとんど音楽を聴かないアタシの、数少ないヘビーローテーションなのにー。
いや、そんなことはお客さんの数とは関係ないかも知れないけど、アタシが聴いているような音楽、つまりパスカルズとか栗コーダーカルテットとかたまとか、あるいはクリンペライやルクドゥブク、ランサンブルレイエとかアクサクマブールといったもの、あるいは加藤千晶さんのインストものとか、ルインズ等の変拍子ばりばりのものとか、そういうアンサンブルの面白さとか変な楽器とか変な音とか変なリズムとかちょっと変態でかわいい感じなものが好きな人は、すごく楽しいと思うのだけどなー。

アタシは音楽を紹介する語彙を全く持っていないので、ewe内にあるWarehouseの2ndCD『Patrol girl』のページから引用。

前作「Endless game of Cat and Mouse」の可愛くて不思議なポップ・ワールドが静かな人気を呼んだ異次元室内楽団、ウェアハウス。民族音楽から冗談音楽まで、メンバーそれぞれの興味の赴くままに選びとった素材をWarehouseという鍋の中にぶち込んだ音楽の闇鍋状態!さらにそれを各々がマルチミュージシャンぶりを発揮してカズーからアナログシンセまで、あらゆる楽器を駆使、前作以上にゴッタ煮的要素の強い仕上がりに。可愛くてビザールで、迷い混んだらなかなか抜け出せない、まさに油断出来ない展開が繰り広げられる2nd アルバム!

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この日はアンプラグド(いちおう)。
鬼怒無月(きどなつき)さんによるギターと、高良久美子さんによるビブラフォン+パーカッション、大坪寛彦さんによるウッドベースという編成。

「次の曲は、まだタイトルはついてないのですが、譜面には『ジャズ』と書いてあります」
という曲のあと、
「次の曲は、『カントリー』ってことになっています。どちらかというとこちらが『ジャズ』で、さっきのが『カントリー』ですね。それは譜面に並んだ音符にも如実に表れています」
と、音符の並びの説明。
そして、
「3曲目は、『ブラジル』です。これはもうどこから聴いてもブラジルです」
と、タイトルのついていない新曲を続けて3曲披露。

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ぶんばかっとした音の出る他で見たことのない楽器で「Bunbaka」の演奏。

あと、「カズー第5番」というカズーの曲があるのですが、なんでだか分からないけど、というかそういうメロディーだからなのだと思うけど、この曲を聴くとホロリときます。

試聴と通販は、ewe -Warehouseからどうぞ。
今後のライブスケジュール等は、鬼怒無月さんのページのインフォーションページで。

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