こらない

2005-07-14 (木)

2005-07-03: 柳生真吾と崎野隆一郎アウトドアトークショー

柳生真吾と崎野隆一郎アウトドアトークショー「エンジョイ キャンプ&クッキング」@青山HONDAウェルカムプラザ(HONDA本社ショールーム)にイッテキマシタ(2005-07-03)。

崎野さんは、昨年からアタシが通っている「森づくりワークショップ」のドン。
もともと北海道の然別湖の氷の上で、20年に渡ってアホウなことをし続けていたらしく、それが今はスウェーデンのアイスホテルという形で受け継がれている。


コンパニオンとASIMOによる紹介。
動くASIMO、初めて見た。
歩かなかったのが残念。


公の場ということもあって、内容は始終穏やかなもの。
「肩肘はらずに、キャンプをもっと手軽に身近に捉えてもいい」といった流れで、「庭にテントを張って、そこに泊まるだけでも面白い」とか。


テーマに「クッキング」が入っていることもあり、「七輪っていいよね」という話へ。
「バーベキューだと火が強いので、焼き係が焼くことに集中してしまう。七輪のじっくり加減がちょうどいい」と柳生さん。
それに応えて「バーベキューっていうのはアメリカなんかの肉をがつがつ食う文化のものだと思う」と崎野さん。
その流れで柳生さんが「イチオシ!」と紹介していたのが、写真にある七輪。
七輪に見えないけど、内側にセラミックがついていて、火が落ちてからもずっと熱いらしい。
写真を見ると少し想像できるけど、この七輪、折りたたみが可能。
「サンマがそのまま焼ける七輪なんです」と柳生さん。

ホタルの話。
ホタルの点滅周期は、関東で4秒、関西で2秒なのは有名らしい。
最近、各地の納涼会のようなイベントで「養殖ホタル」が関西から関東へ送られてきたりするらしいのだけど、その場合3秒になるとか。
一瞬面白そうな話だけど、「イベント」のために「養殖ホタル」を「移動」させるというのは全然面白い話じゃないねえ。

柳生さんは、柳生博さんの息子さんなわけなのだけど、柳生一族では男女を問わず、13歳になると1ヶ月の1人旅に出されるらしい。
13歳って中学生か。
へえー。


トークショー終了後、日本ミツバチのハチミツが振る舞われました。
西洋ミツバチは、養蜂家とかがいて、例のあの巣箱に巣を作らせてハチミツを採る(盗る?)ことができるけど、日本ミツバチは、自分が気に入らない場合、ぜったいに巣を作らないらしい。
写真の巣は、ツインリンクもてぎ内のハローウッズの森で見つけたものだとか。
右の写真のハチミツに混ざっているのは、ハチの幼虫。
ぺろりといただきました。
んまかった。


帰りに寄った紅茶専門店の青山ティーファクトリーにて。
「青山」の「紅茶専門店」で店内の様子もこぎれいで、ちょいとお高くとまった紅茶屋さんなのかと思ったのだけど、気さくに話しかけてきた店主さんによると全くの逆。
「紅茶はもっと気軽に普通に飲むもの」とのことで、「あの3段重ね(ホテルで「アフタヌーンティー」をすると出てくるアレ)が何より嫌いでねえ」と毒舌。
ふははは。
価格は東京の青山でのふつう価格(他の土地に比べたらちょいと高い)なのだけど、なみなみと注がれたポットサービスでお得。
ポットサービスはうれしいんだけど、アイスを頼むと損した気分…といつも思っていたのだけど、この店のアイスティーは、まるで金魚鉢のような巨大なグラスで出てきてびっくり。
紅茶のことはあまりよく分からないのだけど、入手の難しい茶葉やクオリティーの高い茶葉がいろいろと揃っているようで、どれを飲むか迷った時にはその店主さんがいろいろ説明してくれて、楽しいお店。

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