こらない

2005-12-19 (月)

2005-12-18: 「ブルーノ・ムナーリ〜もっと豊かに もっと自由に」展

「ブルーノ・ムナーリ〜もっと豊かに もっと自由に」展@こどもの城にイッテキマシタ(2005-12-18)。

ブルーノ・ムナーリと言えば、エンツォ・マリと並ぶダネーゼ社(イタリア)のデザイナー。
…という認識だったので、もともとがそういうプロダクトデザインばかりを手掛けている人なのかと思っていたのだけど、この展覧会を見てそうではないことを知りました。

会場には「役に立たない機械(オブジェ)」等、初期の作品がいろいろ展示されていて、あとはおなじみの灰皿、そして絵本等。
子どもの教育ということに力を傾けた人で、そういった作品や商品がたくさん。

デザインも優れているし、「長く使い続けられる良品」ってのも素敵で、ブルーノ・ムナーリもダネーゼ社も素晴らしいとは思うのだけど、最近こういったプロダクトを並べて「これが世界の一流品でございます」って店があちこちにあって、へそ曲がりのアタシとしては辟易。

「いいものはいい」んだけど、これだけ「いいものはいい」って人(と、いいものには金をかける人)が増えてコンビニエンスになると、なんかもうちょっと恥ずかしいや。

こどもの城のある青山〜表参道を久しぶりに歩いたのだけど、街全体がますますそんな感じになってて、ああ恥ずかしい。

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