こらない

2006-04-03(月)

2006-03-30: ASA-CHANG&巡礼×康本雅子×イデビアン・クルー『JUNRAY DANCE CHANG』

ASA-CHANG&巡礼×康本雅子×イデビアン・クルーによる『JUNRAY DANCE CHANG』@六本木スーパーデラックスにイッテキマシタ(2006-03-30)。

アタシはよく「バンド演奏とVJ/映像の安易なコラボレーション」に苦言を吐いている(どちらにも集中できなくて1+1=0.3くらいになってしまうことが多いから)。
けど今回のこの公演、「ASA-CHANG&巡礼とダンスの相思相愛なカンケイ」のコピー通りで、1+1が相乗効果、ってよりも、お互いに「それがなくちゃ存在できない」というくらいの相思相愛っぷりでブラボー。
ピーター・グリーナウェイ監督とマイケル・ナイマン、維新派と内橋和久、少年王者舘と長谷川久/珠水といった「それじゃなきゃダメなのよ」な組み合わせを思ったり。

ASA-CHANG&巡礼の曲はほとんど知らないのだけど、詩の朗読っぽい「声」データを1音ずつぶった切って、タブラの複雑なリズムに乗せていく「花」や「つぎねぷと言ってみた」はおみごとで「はぁ〜」とため息。
さらにそこへ、もともと笑ってしまうほどリズムに忠実なイデビアンのダンスが、これまたきっちり忠実に合わさってきて、おかしい。

さっそくCD『つぎねぷ / ASA-CHANG&巡礼』を購入。
今回の公演で演奏された「つぎねぷと言ってみた」、そして12拍を「いち、に、さん…」と数えながらどんどんいろんなリズムが重なっていく「12節」などが収録されていた。
「あたらしい花」という曲は、「花」シリーズなのかな。

『花 / ASA-CHANG&巡礼』ってアルバムもあるのか。

こちらも聴いてみたい。

タブラがやっぱりかっこ良かったので、久しぶりに北インド音楽を聴きたいな、などと思いながら帰宅すると、近々そんな演奏会があることが判明。

2006年4月7日(金)「銀の旋律 悠久の北インド古典音楽コンサート」@セシオン杉並、というのがそれ。
銀の旋律、といえばアミット・ロイさん。
名古屋在住のシタール奏者で、友人がアミットさんに師事していた関係で一度おじゃまさせてもらったことがある。
ちなみに、その時食べたアミットさんお手製のインドカレーは、アタシがこれまで食べたインドカレーの中でずば抜けて1位。

イベント詳細は銀の旋律ページに。

4月7日(金) 東京 セシオン杉並
出演:アミット・ロイ(シタール)、寺原 太郎(バーンスリー)
ゲスト:Pt.アニンド・チャタルジー(タブラ)
18:30 開場 19:00開演前売り3,000円 当日3,500円 小・中学生1,000円 全席自由

なんと、タブラにPt.アニンド・チャタルジー!

1/1,100,000,000!
U-zhaan(ASA-CHANG &巡礼)の師匠で、ザキール・フセインと並ぶインド11億人中の頂点、超ド級タブラ・マエストロがついに来日決定! 10本の指先から繋がる大宇宙は全パーカッショニスト必見! つーか全楽器奏者必見! インド古典音楽のコア中のコアを日本にいながら堪能出来るとはイイ時代になりました!
サラーム海上

bloc→bloc: 銀の旋律 悠久の北インド古典音楽コンサート

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