こらない

2006-04-14(金)

Google Calendar試用つづき

こらない: Google Calendar試用のつづき。

「Setting」→「Calendars」→「(自分が作ったカレンダー)」とたどると、「Calendar Details」へ。
ここに「XML」と「ICAL」のアイコンが2組ある。
上は「公開用」、下は「プライベート用」。
プライベート用は、分かりにくいアドレスになっている。

これの「XML」をクリックすると、URLが表示される。
そのURLが、そのカレンダーのAtomなフィードのURL。
イベントデータを独自のXMLで配信するわけじゃなく、いわゆるウェブログの更新状況を知らせるものと同じで、公演日等の情報はsummaryなりcontentなりに入っている。

「ICAL」をクリックすると、今度はiCalendar形式のデータへアクセスするためのURLが表示される。
そのURLをiCal(Mac OS X付属)で参照すれば、OK。
webcal(WebDAV)に対応してるっぽい。
ただ、日本語が全部抜けてしまいました。
ちなみにiCalendarのPRODIDは「-//Google Inc//Google Calendar 70.9054//EN」。

APIに関しては、Calendar Help Center: Build calendars on your site using Google Calendar Data APIにあるのだけど、現在のところ「Coming Soon...」。
APIが公開されれば、blocでいう「本日から3日後まで」をウェブログ等に貼り付けるようなことが可能(といっても、APIを利用してそういうプログラムなりを作らなきゃいけないけど)になると思う。
あと、外部からイベントを登録したり、ということはblocのデータをワンクリックでGoogle Calendarに取り込んだり。
じゃなくて、とりあえずはGoogle Calendarからblocに取り込めるようにするべきか。
(その前に、iCalendar形式のファイルをアップロードすることで、blocにデータを登録できるようにするべき)

アタシの総括。

スケジュール管理に関して、紙かパソコンか(ウェブか)というのはさておき(紙かデジタルか、ではなく、紙でできること、デジタルでできること、それぞれある)。
パソコンやネットと親和性の高い生活をしてる人にとっては、きちんと痒いところに手が届いた便利なサービスだと思う。
けど、これまでスケジュール管理やイベント管理を行なうツールを使っていない人にとっては、それほど必要なさそう。
つまり、完成度が高いから便利だけど、要らない人には要らない。

ただ、APIが公開されることによって、話は変わってくる。
例えばウェブログを書く際に、同じページ内でイベントデータも入力でき、そしてそれが自動でGoogle Calendarに登録され、さらにウェブログページにはそのGoogle Calendarへのリンク、そして「Copy to my calendar」みたいなボタンが付くようになる。
あちこちのウェブログページを見て、「へー、来月パスカルズのライブがあるのかー、ボチっ」とするだけで、自分のGoogle Calendarにイベント情報が登録される。
そこからiCalendar経由iCal経由で、携帯電話、そしてiPodにも自動でデータがコピーされる。
そうなると、「カレンダー」が必要なかった人にとっても、便利なツールになってくる。

ええと、あの、念のため。
blocでもある程度はできます。
外部にJavaScriptで、「本日から3日後まで」などを表示すると、そこに下矢印(↓)の「Getボタン」が表示される。
それをクリックすれば、自分のblocページに取り込める。
ShareもCopyも可能。
目当てのアーティストがblocに情報をアップしていれば、自動Shareも可能。

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