こらない

2006-10-17 (火)

タイ013: カリプソ

初日の夜は、アジアホテル内で行なわれているニューハーフショー「カリプソ」へ。

バンコクでは、「カリプソ」と「マンボ」というふたつの著名なニューハーフショーがあるらしく、カリプソを抜けた人たちで新しくできたのがマンボ、だとか。


チケット。
定価は1,000バーツ(3,000円)なのかな。
MBK近くにあるウェンディツアーで申し込んで、500バーツ(1,500円)。


そいえば、チケットを確認すると、席がA列。
それって、いちばん前の席じゃ…。
いちばん前の席って、いぢられるんじゃ…。


内容は、日本でいう大衆演劇の世界。
歌と踊りのレビューショー。
10代後半、少年王者舘や維新派に足を運びつつ、鈴蘭南座へ大衆演劇を見に通っていたアタシには、懐かしい世界。


次々に美しいニューハーフが出てくる中、ゲイシャ役で「3枚目」が出てきたり。


で、いちばん前に座ってる人にところに降りてきて、


キスされるはめに陥ったり。


正直なところ、このショー自体にそんなに期待はしてなかった。
期待するとかしないとかは関係なく、旅の想い出というか、とりあえずというかなんとなくというか、そんな感じで足を運んだ。
その割には、なかなか楽しませてもらった。
…くらいに思っていたのだけど、この「川の流れのように」を歌う(口パクだから歌ってないんだけど、でも口パク自体はキチッと)人を見て、ちょっとすごいな、と思った。

各国から来るお客さんのために、各国の歌やダンスを取り入れての構成になっているのだけど、よくよく見てみると、手抜きがない。
いい加減なモノマネレベルではなく、きちんと練習して、それぞれの国の人が見ても、ちゃんと見られるものになってる(実際のところ日本以外のダンスについては分からないので、そういう印象でしかないのだけど)。
気を抜いてる人はいないし、表情にしてもかなりプロ意識が高そうに思える。

うーん、ちょっといいもの見たかも。

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