こらない

2006-12-21 (木)

文庫オフ

Amazonを見ていたら、「文庫オフ」というショップの広告が出ていて、気になったのでクリック。
名前から分かる通り、ブックオフ系列のショップで、名前の通り「文庫(+新書)の専門店」だった。
部屋の広さの関係で「もう文庫しか買わないぞ」と思ってるアタシには便利そう。
文庫OFF

この文庫オフのサイトはすごくいい。
見やすくて分かりやすい。
知りたいこと(送料とか支払い方法とか)が、こちらがわざわざ探す前にすぐに目につくし、それでいてキャンペーン等もちゃんと目に入るし、それでいてログインや登録へのリンクやその他の基本ナビゲーションも迷うことがない。
パッと見、別になんということもないデザインなのだけど、すごく上手にまとめてあるなーと思った。
今は完成品が公開されているから、それを見ても「ふつう」としか思わないけど、自分でやろうと思うとなかなかこんなにキレイにまとまらない。

同様にサービスもシンプル、だと感じた。
例えば、作歌別ページの赤瀬川原平のページを見てみると、それぞれの販売価格は安くない。
その代わり、1,000円以上の購入で送料無料。
これだけじゃ「シンプル」ってことにならないんだけど、たぶんこれ、販売してる本は結構キレイなんだろうなーと想像。
あんまり安くないけど、それは送料が含まれてるからってのもあるし、あとたぶん文句の出ない良状態の本をお届けします、(新品を買うよりはずいぶん安いでしょ)って感じでシンプル。
その方がリピータも増えそう。

「ブックオフ傘下のただの文庫専門店」でしかないのに、やけに「お客様の方に目を向けてしっかりがんばってます」な感じがするなーと思ったら、中川正道の社長日記というウェブログが見つかった。
27才の社長がばんばっている、らしい。
あとサイトは最近(10月中旬)に新しいデザインで生まれ変わったみたい。

さて、では自分が利用するかというと難しい。
ほとんど書店で見かけない本であればそれほど気にせず利用できるのだけど、そうではない今でもそこいらの本屋の棚にあるものに関しては気がひける。
これがリアル店舗の場合だと、「まあ、出会っちゃったんだし」「タイミングの問題だよね」みたいな勝手な理由をこじつけて買ったりもする。
けど、ネット通販でささっと検索して「おー、在庫あったー! 新品で買うより安いぜ、ラッキー!(作家には印税入らないけどそれは俺の問題じゃないぜ!)」ってのはちょっと気がひける。

とか言いながら逆に、古本で安く手に入るのに、わざわざ新品を買うほど裕福なのね、って思っちゃうと、またちょっとね。

2006-12-21 (木) UP

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