こらない

2007-04-16 (月)

日々

先週はイモウトが連泊していき、そして土曜日は中学ん時の同級生のやっこが名古屋から遊びに来た。
そのやっこを挟んで知り合ったメリたちとも合流し、鉄割アルババトロスケットという人たちの『馬とマウスの阿房トラベル』という公演を観に下北沢ザ・スズナリへ。
今年はよく芝居を見るなあ。

鉄割は昨年あたりから気になっていた人たちで、今回が見るのは初めて。
やー、痛快でした。
いわゆる照明機材もあるにはあるけど、基本的にカラフルな裸電球のみ(でもちゃんと暗転する)。
ショートコントの寄せ集め形態と言えるのかも知れないけど、なんかそういう感じじゃない。
個人的には、名古屋にいた頃に毎年行っていた県芸(愛知県立芸術大学)の芸祭のノリを思い出した。
ごく潰したちの祭典。

ひとり、完全にイっちゃってる目をしていて絶対に目を合わせたくないタイプの強烈な印象を残す男性がいて、恐ろしいことにその人が客いぢりをする。
「10円貸して」「ねえ10円貸して」と客席の特定個人に金をせびったりとか。
怖い。
怖いんだけど、明らかにすごいオーラを放っていて、目が離せない。
終演後、その人がやっこたちの知り合いだと知り、二度びっくり。

そのままやっこはうちに宿泊し、翌日お土産のコーヒーフィルタセットを使って、やっこおすすめのコーヒーを飲む。
大須の松屋コーヒーに「マイスター」がいるらしく、そこで考案されたフィルタセット。
豆は、やっこ一押しだという「デザイン博ブレンド」(デザイン博!)。
「そのマイスターに教えてもらったの」といいながらあれこれのうんちくを話しながら一所懸命煎れたものの失敗に終わるあたり、やっこも変わってないのー。


「粉の厚さが均等になるように調整して、まんべんなくお湯をかけて…」


「そしたら5分、じっくり蒸らす。フタ重要!」


できあがり。

その後、やっこは初台オペラシティへ移動。
「今日はおいしいものを作るよ」という誘いを無視して、「また今度にするね」と言って去っていったので、後悔させるためにその「おいしいもの」の写真を。


塩コショウをすり込んだ豚バラのブロックと、皮のついたままのトマトをまるごとのまま、天板に載せてオーブンへ。
豚バラには、さっそくベランダから収穫してきてローズマリーとタイムをたっぷりと。
チョロリとオリーブオイルも垂らして。


200度以上の高温で、じっくり30分。


できあがり。
トマトはすっかりじっくり火が通って、ぐずぐずに。
これをソース代わりに、ハーブの香り漂う豚バラを頂く。

もうこれがアホみたいに美味かった。
豚バラから大量に油が出るので、ついでにじゃがいもやらタマネギやらを加えようかと思ったのだけど、なるほどトマトだけで充分。

くそー、またグッチ裕三にやられた(上記豚バラトマトオーブン焼きは、グッチ裕三レシピらしい)。


話変わって、今、毎朝トーストに塗って食べてるジャム。
以前、テレビ番組「世界ウルルン滞在記」で「ジャムの妖精」だかなんだかとして出てきた人のところのジャムらしい。
サフさんが見つけて、買ってきた。
恐る恐る値段を訊いてみると「1,500円」とのこと。
1,500円!
ちなみに、確かにちゃんときちんと美味しい。
なくなったらまたこのジャムが欲しいとは思うのだけど、1,500円かあ。

2007-04-16 (月) UP

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