こらない

2007-11-07(水)

パスカルズ/マンダラ2勝手に20周年

パスカルズ「Big Pink Tour 2007 vol.7」@吉祥寺スターパインズカフェ(2007-10-22)。

帰国直後で、何にも考えずに会場へ行ったのだけど、「しまった、誰か誘うべきだった」と後悔。
ほんとにパスカルズはいいなあ。
好きだなあ。

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翌週、アタシも長く長くお世話になっているライブハウス、吉祥寺マンダラ2にて、「勝手に MANDA-LA2 20周年記念ライブ」。
オープン20周年だけど特になにもしない、というマンダラ2にて、有志が勝手に「20周年」と銘打ってイベントを行なう、というもの。
1日目(10/29)はのんき大将こと川口さんの企画、2日目(10/30)は関島さんと中尾さん、3日目(10/31)は栗コーダーカルテット、という3日間。

のんき大将プレゼンツでは、栗原さん以外の栗コーダーメンバー3人と、桜井芳樹さん、中尾勘二さん、そして飛び入り扱い(?)で加藤千晶さん、という出演者。

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「関東以外ではデュオやトリオの形で共演しているけど、意外と関東ではやっていない」という珍しい組み合わせに演奏を「ぜひ関東でも」と企画したのんき大将の粋な計らいな構成があれこれと。

2日目は「関島・中尾祭り」。

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関島さんと中尾さんがステージに現れ、「僕ら2人の間に、誰かが入ると、ユニットができます」と。

この日のライブはその形式で、林栄一さんが入って“フォトン”となり、多田葉子さんが入って“プチだおん”となり、古池寿浩さんが入って“ふいご”となり。
さらに鈴木常吉さんも出演。

「もう日本のスタンダードと言ってよいでしょう」という関島さんの曲紹介で演奏された「ナーダム」。
アタシも大好きなこの曲が林栄一さんの手によるものだと、この日初めて知りました。

今「ナーダム」で検索して出て来たページ(大所帯楽団演奏大祭紹介1)によると、昨年の夏、北海道にて「100人でナーダムを演奏する」というお祭りがあったみたい。
すごそう。

この日は他にも名曲揃いでシビれた。
演奏を聴きながら何度も泣きそうになるというのも久しぶり。

ちなみに、マンダラ2店長の中野さんによれば、マンダラ2最多出演は、関島さんだろう、とのこと。

「勝手に MANDA-LA2 20周年記念ライブ」のトリは、栗コーダーカルテット。

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初めの数曲を終えて「今日はまず10曲、休憩を挟んで後半もだいたい10曲です」と発表。
どうして曲数を発表? と疑問に思うも、なるほど20周年にひっかけて20曲の演奏なのだな、と気付く。

しかし気付いたのはそこまでで、その20曲の内訳が、各メンバーが5曲ずつ選んだもの、というのはMCで言われるまで気付かなかった。
まず栗原さん選曲の5曲を演奏、その間MCも栗原さんが担当、次に川口さん選曲の5曲を演奏で、その際のMCも川口さん…という流れ。
この方式のため、アンコール曲も必然的に4曲・笑。

「後半もだいたい10曲です」の「だいたい」というのは、関島さんが「3曲といいつつ、短い曲をたくさんやります」となったため。
その曲群は「消えもの」。
消えものというのは舞台用語で、大道具でも小道具でもない、舞台上で消えてしまうもののこと。
例えばバナナを食べるシーンで使われるバナナとか。
この日演奏された消えもの曲は、過去のさまざまイベント等で、そのイベントに合わせて作られた曲とのこと。
リコーダーワークショップ用に作られた「ソラシだけで作曲された曲」や、さらに「ラシだけで作曲された曲」などなど。
2音しか使ってない曲が、こんなに表情豊かだなんて!

さて。

アタシがマンダラ2に初めて行ったのは、1993年3月25日のあかねさんのライブ。
ということは、14年前かー。
ちなみに2回目は、同年5月1日のうつおさんのライブ。
この頃はアタシはまだ名古屋在住で、でも月イチくらいで上京してた。
東京に住むようになるのは、その4年後。
上京したらライブでも芝居でも見放題だ、と思った割に、最初の数年はあまりイベントに足を運ばなかったんだけど、その後火がついたように見まくることに。
ライブに関しては、半分以上がマンダラ2なんじゃないかしら。

ライブのチケットの半券、基本的に捨ててないので、あとでマン2のチケットだけ選り分けてみようかな。
すごい数になりそう。

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