こらない

月曜日。

長期で開催されている久住昌之さんの展覧会がいつの間にか最終日になっていたので、慌てて滑り込む。
各種装丁や大きな油絵や切り絵に加えて、小学校の時の読書新聞も展示されていた。
もう、みんな、ちっさい頃からこうなんだ、とうれしくなる。
会場ではクロージングパーティが始まろうとしていたのだけど、ちょっとそれだけの元気がなかったので、『大根はエライ』を買って久住さんにちらりご挨拶しつつ、店を出た。

店を出てすぐのところに小林米店というお米屋さんがあって、ここで喫煙ができるようになっていたのでちょっと一服（高円寺も駅周辺は禁煙だって）。
店の中をのぞくとたばこ屋も併設されていて、いろいろ珍しいたばこが。
そこでキセル用の刻みタバコ「小粋」を見つけ、購入。
ついでに店に方に相談して、簡易なキセルも買う。

本間さんを誘って、荻窪で中華。
その後、ひなぎくに場所を移し、アタシはいつもの小豆茶。
さっそくキセルを試してみる。
くはー。
さすがにガツンと来るなあ。
けど、うまい。

会計をしながらひなぎくの後藤さんとお話。
維新派犬島公演の時にちょっとしゃべった人、という人が最近来店したらしく、喜んでいた。
こういうお店を持つと、自分からあちこちへ行くという行動が取りにくくなる反面、こうして向こうからやって来てくれる、という喜びがあるんだなあ。
いいなあ。