こらない

2005-03-22(火)

心臓発作 検査結果

心臓発作で運ばれた件の検査結果を聞いてきました。
いちおう、おさらい。

  • 2月28日(月)救急車で運ばれる(19:30頃)
  • 3月1日(火)心電図等の検査
  • 3月7日(水)ホルター(24時間心電図)、エコー(超音波)

で、今日3月22日に結果報告(?)。
えらくのんびり。

さて、結果なのだけど、「僧帽弁逸脱」ってのがみられるらしいのだけど、特に問題はないとのこと。
心臓の中にハの字に弁があって、普通はこのハの字がピタッと閉じるんだけど、アタシの場合は閉じはするものの、クニャッとなるらしい。
これが僧帽弁逸脱。
とりあえず問題なし。

「で、結局この前のアレ(心臓発作)ってのは何だったんですか?」
「狭心症です」

狭心症だそうだ。

「心筋梗塞ではないんですね?」
「一歩手前ですね。あれがもうちょっと続いて壊死が起これば心筋梗塞だけれども、まあアナタまだ若いし」

心臓の血管が、狭くなるなり詰まるなりして心臓に血液がいかなくなると、とりあえず狭心症。
長く続いて、血が足りない部分が壊死すると心筋梗塞。

もうちょっと漢字をたくさん並べると「冠攣宿型狭心症(かんれんしゅくがたきょうしんしょう)」という病名になる。
心臓を動かす血管である冠動脈の「冠」。
痙攣(けんれん)の「攣」。
ってことなので、「冠動脈の痙攣で一過性に起こる狭心症」。
これが、片頭痛薬(イミグラン)で誘発された、と。

「これは、ニトロがあれば大丈夫です。ええと…前回ニトロは出してますよね? あー出してますね、あれがあれば大丈夫です」
「あれをしちゃいけないとか、これをするとなるとかは…」
「ないです。運動制限なんかもありません」

ということなので、特に生活は変わらないみたい。
血管がキュウとなってそのまま死んじゃいそうになったらニトロをなめてね!ってことで狭心症外来への通院は終了。
手元にあるニトロの使用期限が2007年8月なので、それが切れる前に薬に更新に行くくらい。

以上、報告おわり。
以下は頭痛絡みの話。

「頭痛の方は…、薬変えてもらったんだよね。(ディスプレイを見ながら)ねーやっぱりイミグランの禁忌の欄に入ってるもんねぇ、『過去に心筋梗塞を起こしたことのある人、狭心症の人』って。で、変えてもらったあとの薬が、ええとレルパックスね。これはどうだったの? 効いた? 何も起こらなかった?」
「いや服んでないです。やっぱりいざとなると怖くて」
「だよねえ…。あれ? あ、これも禁忌に狭心症入ってるね」
「ダメなんですか?」
「うーん、ダメって書いてあるねえ」

ダメなんかい。
って、まあ、ダメだよなあ。
血管をキュウってする薬に違いはないんだものねえ。

「でも、頭痛はそんなに酷くはないんでしょう?」
「いえ、酷いです」
「薬なしだと…」
「かなりマズいです」
「うーん」
「結局、頭痛をとるか心臓をとるか、って話ですよね?」
「うーん、まあ、そうだねえ」

ふははは。

4月4日に今度は頭痛外来への通院があるので、頭痛絡みの相談はそちらで話してみましょうねってことで終了。
まあしかし、頭痛外来で同じ話をしても、結果は同じだよなあ。
頭痛をとるか、心臓をとるか。
死にたくないならば、頭痛をとるバカはいねえだろ。
なんだよ、せっかく片頭痛とうまくつき合ってたのによお。

コメント