こらない

2005-04-15(金)

日本でのインターネット

闇雲という美術館/博物館に関するデータについて研究されている方のページの闇雲:スケジューラで、blocに似た海外のサービスとしてUpcoming.orgというものがあるのを知る。
中までは見てないのだけど、トップページをパッと見ると、

  • Manage your events(イベントを登録して)
  • Track friends' events(お友達のイベントをたどって)
  • Find others like you!(自分と趣向の似たお友達をみつけよう!)

なんて書いてあって、すごく分かりやすい。
しかし、最終目的は「お友達をみつけよう!」なのだなあ。
みんなそんなにお友達が欲しいのかなあ。
趣味でつながるお友達なんて、全然面白くないと思うんだけどなあ。

それよりアタシが怖いのは、そのサービスのトップページに書いてある“ソーシャル・イベント・カレンダー”っていう言葉で、ソーシャル・ネットワークやらソーシャル・ブックマークやらが流行っているらしいので、日本でも「日本初のソーシャル・カレンダー・サービス!」が出てきそう。

違う違う、そんなことが書きたかったわけじゃなくて、ライブハウスやアーティスト自身はさておき、美術館や博物館や公的な機関がiCalendarなりRDFなり、まああるいはRSSなりでイベント情報を配信してくれれば便利なのにね、という話。

現在、ローカルやネット上で動作する「サイト更新情報取得ソフト」つまりRSSリーダとかRSSアグリゲータ(RSSとりまとめ屋)というのを使ってる人は使ってるわけなのだけど、同じようなことがカレンダー情報でもできれば楽だね、ということ。

美術館や博物館みたいなお金を使えるところの情報は、ポスターやらその他の広告で知る機会があるんだけど、神社や公民館や学校でやってるバザーみたいな催しとか、そういうのがもっとちゃんと知られるようになればいいのに、と思う。
区民報とか見ると、小さいイベントが山ほど載ってるものね。

場所に関しては、ネットで緯度/経度が簡単に調べられるので、そのあたりを組み合わせて「今週末、うちの近所でこんなイベントがあるのかー」とか、そんな風にできたらいいよなあ、という夢。

で、日本って、規格に従ったデータを作ることができないよねえ、という話になるつもりだったのだけど、長くなったのでおしまい。

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