こらない

2006-09-24(日)

2006-08-05: ダイアログ・イン・ザ・ダーク2006東京

ダイアログ・イン・ザ・ダーク2006東京@にイッテキマシタ(2006-08-05)。

flickr=844014607

毎回強力にプッシュしている素敵イベント「ダイアログ・イン・ザ・ダーク」。

ダイアログ・イン・ザ・ダーク
Dialog in the Dark Japan

改めてページを見ると、“ワークショップ形式の「暗闇のエンターテイメント」”とありました。
なるほど。
10人弱のグループになって、全盲の方に案内して貰いながら体験する、本当に何も見えない真っ暗な世界。
1時間に渡って体験する、特殊な日常。

今回は初体験の知人を連れての参加だったのだけど、同じグループに知人がいると面白くないので、別グループに。
けど、結局、自分以外はほとんど全員カップルでの参加だった。

グループによるのだろうけど、暗闇の中であちこち歩き進むうちに、自然と肌のふれ合いが増える。
で、顔も分からない女性と手をつないでたりすることもあるわけなのだけど、カップルで参加されちゃうとさー、その女性のパートナーに気を遣っちゃってねえ(まあ見えないんだけど)。
あと、女性3人組みで参加して、3人だけでキャアキャアやられても興醒めなんだなあ。
全員1人で参加してこそ面白いと思うのだけど、まあそれはアタシの意見(常設が実現した折には、単独参加枠とグループ参加枠を作るといいかも知れない)。

先にスタートした知人を見送り、自分のグループが出発するまでの間、スタッフの方々と歓談。
何度目ですか? と訊かれたので「2003年の新宿パークタワーの時からです」と答える。
そこにいた人は皆、もっとあとでこのイベントを知り、その後手伝いを始めたらしい。

今回は、素足に近い感触を体験した貰おうと、靴を脱いで、靴下での参加を薦めているとのこと。
いいアイデアなのだけど、アタシ達は普段靴を履いて街を歩いているので、その状態のままで体験した方が違いがはっきりする、ってのもある。
普段、靴の下の地面の状態なんて気にしてないけど、暗闇の中で感覚が研ぎすまされると、そういうことにも敏感になる(靴下にならなくても)、かも知れない。

以前も紹介したけど、フランスだったかな? 真っ暗な中で食事ができるレストランがあるらしい。
行ってみたいのだけど、視覚が機能しない中では言葉が頼りになるので、日本語が通じないところではちょっと不安。
ぜひ、日本でも一度開催して欲しいなあ。

ちなみに、吉祥寺マンダラ2で行なわれた「真っ暗ライブ」は、ギターエフェクターのちっこいLEDの光をマスクしてなかったため、ぼんやりと演奏者が見えてしまっていて興醒めだった。
今は改善されたかなあ。

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