こらない

2007-06-11(月)

偶然/ナイロン/シベ少

ここんとこ数週間、休日出勤を続けてる。
というと忙しそうだけど、平日は定時で帰ってる。
休日に出勤すると代休がとれるのね。
平日に休める方がお得だし、なんなら連休にしてどっか遠くにも行ける。
でも、まだ7月いっぱいくらいまではそんな日々が続きそう。

そんな中、久しぶりにナイロンのお芝居@青山円形劇場へ。
行く道すがら、光浦さんと背の高い女性を見かける。

劇場到着。
受付の人が、この前の土樽での知久さんのお泊まりライブの時にいた参加者の人だったので「どうも」くらい言おうかと思ったら、すがすがしいくらいの事務的な態度。
はっはっはー。

で、「見にくい席です」との説明を受けて購入した当日券に書かれた番号の席に座って開演を待っていると、後ろから「お客さま!」と声をかけられた。
チケットに書かれた番号を確認してくれ、というので確認するも、ちゃんと合ってる。
が、同じ番号の席のチケットを持った別の客が現れたらしい。
アタシの当日券はイープラス発券、その人のはぴあ発券。

へー、そんなことあるのねー、とそのお客さんの顔を見たら、高校の同級生の知万ちゃんだった。
こんなところで遭っちゃった上に、同じ席のダブルブッキング相手だなんて、なんて偶然。

青山円形はその名の通り円形の劇場で、客席が舞台をくるりと囲んでて、おかげで向かい側のお客さんの顔が見える。
誰か有名人でもいないかなーと見渡してたら、ちょうど向かいにご近所さんの顔が。

終演後、楽屋に挨拶に行ったそのご近所さんを待ってたら、往きに見かけた光浦さんの姿が。
さっき見かけた背の高い人は、あぶちゃんでした。

その前日は、シベ少の芝居@池袋シアターグリーン(の大きい方のホール)へ。
以前、この大きい方のホールでやるはずのダンス公演が、何の手違いか小さい方のホールになってしまい、公演初日の前日に「ユウゴさーん、客席が80しか作れないんですけど、前売が100枚出ちゃってるんですー。助けてくださいー」という電話がかかってきたことがあったのだけど、今回やっとその大きい方のホールを見ることができた。

今回のシベ少の公演のタイトルは「永遠かもしれない」。
映画や芝居で、回想シーンってのがあることがあるけど、その回想シーンの中でさらに回想シーンがあって、さらにその回想シーンの中からの回想シーンがあって…、と、本筋がどういう話だったかなんてすっかり忘れてしまうような、劇中劇中劇中劇中劇中劇中劇中劇中劇中劇みたいな構造(実際は「回想シーン」ではないです)。

過去に、あれこれの芝居を見てる際に、回想シーンや劇中劇を見るたびに、まさに今回の「永遠かもしれない」みたいな劇があったら面白いなー、と思ってて、今回その念願が叶った形。
シベ少版では、「おいおい、この話、どうなっちゃうの? 早く本筋に戻ってよ!」という突っ込み役がずーっと存在する、っていうのがアタシの思ってたのとは違う点。

これで最後、一瞬にしてその入れ子構造から元の話まで戻ったら「耳をすませば」と同級の拍手を浴びせるところだったのだけど、そこまでは行かず、惜しい。
けど、「永遠かもしれない」っていう恐怖は、ちょっと感じた。
いわゆる王者舘の無限ループのような、とか言っちゃいそうになったけど、言わない。

でもそれより、唐組かと見紛うかのような怒濤の台詞量に驚愕。

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