こらない

2009-06-03(水)

パスカルズ+遠藤ミチロウ@吉祥寺スターパインズカフェ、そして

6月6日に初の北海道上陸を控えたパスカルズの吉祥寺ライブ。
ゲストは「ずっとずっとお呼びしたかった」という遠藤ミチロウ氏。

flickr=3592587488

フルメンバー、遠藤ミチロウ氏、初の北海道前で気合充分、ということもあり、友人知人に声をかけて、結果3人のお友達が来てくれることに。
けど、そんな日にアタシはまた頭痛で、あやうく欠席しそうに。

頭痛頭痛ってそんなに書くのもどうかと思ってはいるのだけど、まあ何かの前フリだと思って聞き流してやっておくんなせい。

そんな頭痛をなんとか振り切って、会場へ。
撮影係、ということで、ビデオとカメラと録音機をセッティング。
先の3人をはじめ、いろいろなお友達にご挨拶。

最近の1曲目の定番、「かもめ」で早くも。
初パスカルズだったお友達も、「1曲目でもうやばかった」と。

パスカルズによる数曲が終わり、ミチロウ氏登場。
ステージ上のメンバ、会場のお客さんに、順に丁寧に丁寧に頭を下げてご挨拶。

最近のミチロウ氏の活動を知らないわけじゃない(何度か見ているしCDも買ってる)のに、それでもやっぱり「スターリンのミチロウ」とパスカルズという異色な組み合わせにどきどき。
けど、歌が始まってみれば、ああもう、それはそれは本当に。
「Just Like a Boy」で渋く決めた後、「こんな曲をパスカルズと一緒にやっていいのでしょうか」と「電動コケシ」へ。
すかさず、電動歯ブラシを取り出す石川さん。
続いて長編「オデッセイ」。
そして「我自由丸(がじゅまる)」と計4曲を披露。

後半、石川さん「僕は演奏させてもらえないんです」という「ニワトリ」、そして「だんだん畑」等を演奏ののち、坂本さんによる「マボロシ」。
tsumazuki no ishiの公演『難民X』用に書き下ろされたのが初出、かな。
初めてパスカルズで演奏された際は手探り状態、その後前回の横浜サムズアップの時にはかなりまとまった感じがしたのだけど、今回さらにパスカルズ寄りのアレンジになっていた印象。
とにかくアタシはこの曲が(も)好き。

アルバム『水曜日』の発売とともに、パスカルズは今ひとつの円熟期のような時期に入っているような感覚があって、なので「今、まさに見よ!」って感じでいろんな人に声をかけてライブに誘っているのだけど、でもすでに未音源化の新曲が育っている。
うれしい。

終演後、来てくれたお友達とあれこれと。
楽しんでいただけたようでなにより。
ありまとう。
ゆっくり話せずすまんかった。
また今度。

メンバの集合写真を撮ろうということで、ステージへ。
そうだった、ちゃんと集合写真を撮ろうという話をしていたのだった。
そして、そんな話をしておきながら、そんなことしたことなくて、緊張。
そして、「ちゃんとしたカメラ」が欲しくなった。

片付けも終わり、どうにも日々あまり体調の良くないアタシは、早々に帰ることに。
同じように帰路につこうとしていたお友達とふたりで、ちらりと寄り道。
ずーっと話したかったのだけど、なかなか機会がなく、初。
話したかったというか、聞きたかったというか、訊きたかったというか。
そしてあれこれ訊いていくうちにすぐに話は深いところにたどり着き、けど時間もあまりないので深い話の浅いところだけを話して、続きはまた今度ということに。
…とサラリと書いてみたけど、将来振り返ってみれば、この日のこのことがすごく大きな意味を持つのかも、という予感。
なんだかもう、予感だけで泣きそう。

とにかく、この1年のアタシに対する神の采配(?)には驚かされ続けていて、ジェットコースターのよう。
スピードが速い。
いったいアタシをどこへ連れていこうというのか。
へいほー。

追記

誘ったお友達の感想。
silhouette diary | お誕生日パスカルズ

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