こらない

2009-06-07(日)

御蔵島でイルカと泳いできた

ぼんやりと「一生のうちに一度は」と思っているものとして、「オーロラを見る」と「イルカと泳ぐ」がある。
今回、高校の同級生に誘ってもらって、「イルカと泳ぐ」を叶えてきました。
同行者は、その高校の同級生と、そのお友達で、計3人。
女子女子男子構成。

場所は御蔵島。
伊豆諸島の中のひとつで、三宅島より向こうで八丈島より手前、東京港から約200km。

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22:20竹芝桟橋発の「さるびあ丸」で出航。
御蔵島到着は、早朝6時頃。

ちなみに、海が荒れている場合は、船が出ない。
その確率は結構高いみたい。

今回は、特2等の席を予約。
片道だいたい1万円くらい。
こんな感じ。

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板にパンチが敷いてあって、あとは毛布と枕があるだけ。
パンチって通じるか? 絨毯のようなもの。

他に、広間に雑魚寝タイプとか、バスや飛行機のようなシートとか、あと個室とかちゃんとした布団付き2段ベッドとか、グレードはいろいろ。

到着が早朝で、そのまま活動開始予定なので、船酔いしたら困る、ということで、友人お薦めの「センパア」という液状酔い止めを飲んでおく。

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けど、そんなに揺れなかったし、たぶんアタシには必要なかった、ような気がする。

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これは三宅島。
100人以上(200人近く?)下船してたような。
かすかな硫黄の匂い。
ちなみに朝の5時前。

三宅島を過ぎると、すぐに御蔵島。
この日は(というかずーっと)雨だったのだけど、晴れてれば三宅島から御蔵島が見えるんだろうなー。

で、結局一睡もできないまま、御蔵島到着。

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予約してあった宿の人が迎えに来てくれていて、すぐに宿へ。

御蔵島は宿の手配をしてからじゃないと、上陸できない仕組み。
かなり自然の保護に気を遣っていて、野宿等も禁止。
その情報を知ったときは、「なんか堅苦しいなあ」などと思ったりもしたのだけど、実際に過ごしてみると、なるほどそれくらい大事にしていかないと、こういった自然はあっという間に失われてしまう、と実感。

宿で朝食を済ませ、イルカ船の船長さんに迎えに来てもらって、朝8時半、いざ海へ。
外は雨。

ちなみに、なにせ海(塩水)なので、カメラや携帯電話等は一切持っていかないことに。
なんとなくやっぱり、そういう気分じゃないし。

ボートはいわゆる、ええとなんて云うんだろう、エンジンと運転席だけが付いた簡易なボート。
岸に沿って、10分くらい走って、イルカポイントへ。

アタシはスノーケリングが初めてなので、まずはスノーケルクリアの仕方を習う。
スノーケルに水が入った際に、「ぷっ」って吹き出すだけのことだけど。
「ああ、分かった分かった、こうね、ぷっ!」とかって、2分くらいで終了。
いちおうアタクシ、元水泳部なので、泳ぎは大丈夫。
そもそもウェットスーツのおかげで水に浮くし(なのでウェイトを付けたけど)、フィンも付けてるし、楽ちん。

そうこうするうちに、イルカ登場。
数頭の群れが、ゆったり通っていく。
おおー! イルカだー。

ちょうど、「追いかけても追いつけないくらい」のスピードで、追いかけてみるのだけど、行ってしまう。
そんな感じなので、そこそこ観察できるけど、じっくりとは観察できない。

といった感じで、ボートに戻ったり、また違う群れを見つけて入水したりして、計4群れくらいに遭遇したかな。
イルカに出会えないこともあるらしいので、ラッキー、なのかなー。

というわけで、1日目の午前が終了。

長くなったので分けましょう。
つづく。

つづきは以下。
こらない - 御蔵島でイルカと泳いできた、つづき

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