こらない

2009-07-07(火)

smallcolor、ヱヴァンゲリヲン、ガセビア

木曜日。
お誘いを受けてsmallcolorのライブ@青山月見ル君想フへ。
ノルウェーのPICIDAE(ピッキーデー)という男女ふたりユニットの来日イベントで、ショピン、花のように、PICIDAE、smallcolor(以上、出演順)の計4バンド出演。

PICIDAEの女性が弾いてるのはあれはなんていうんだろ、竪琴?
椅子の座面くらいの大きさのハープを数種類。
それを弾きながら、北欧な曲とボーカル。
男性はエフェクトをかけたトランペット等。

オオニシユウスケ、良原リエの2人デュオsmallcolorを見るのは数年ぶり。
首藤幹夫氏によるアナログスライドを加えて。

映像と演奏のライブでの「コラボ」には批判的なアタシだけど、なるほどこれは。
昔ながらのスライド映写機を2台用いて、それぞれの投影口を文字通り手動で「開閉」(手の平でさえぎる)しての、人力トランジション。
最初、スライド映写機を使ってることしか分かんなくて、例えば「路地裏の犬」みたいな写真から徐々に犬が消えていくので、何事かと思った。
なるほど、そうやってたのか、目から鱗。

smallcolorの演奏も、リアルタイムループ素材作成を駆使したものになっていて、そこに良い感じでトイピアノやグロッケンの音が加わって。

そして残念なことに、この日もやっぱり「ライブ中にずーっと大声でしゃべってるバカがいて、いい加減にしろよ!と振り返ると出番を終えた出演者」という。
この日の2番目の出演バンドのメンバ。
演奏の音が大きくなると、相手の声が聞こえないのか、さらに大声になるのね。
どうして外に出ないんだろう。
酷いものだ。

週末。
夏のセールへ行き、その足で新iPhoneを買って、そして久住昌之+渋さ知らズ@吉祥寺マンダラ2へ、…の予定が頭痛で中止。
あーん。
そんなわけで、またiPhone入手できず。
なんか足踏みしてるなー。

テレビでヱヴァンゲリヲンの「序」(かな?)をやっていたので見た。

エヴァンゲリオンのTV版は、放映の何年もあとにレンタルDVDで見た。
なんか、見ておかなきゃいけないような風だったので。
そして、よく分かんなかった。
内容がわかんないんじゃなくて、なんでそんなに多くの人が飛びついていたり、なにかしら言及したりしてるのかが。
どの辺りがどうなんだろう。

むかーし、フリッパーズギターが人気だった際、まったく自分の琴線には触れなくて曲も知らなくて、でもあまりに言及が多かったので聴いてみたら、さっぱり(なんで人気があるのか、そしてなんでみんなその音楽についてあれこれ言及してるのか)分からなかった、のを思い出した。

ほんとにただただ趣味とか好みとかのベクトルが合わないだけの話なのか、それともアタシに何らかのリテラシーが欠けてるのか。
合わないだけの話なら安心して「興味ない」と言えるし、何らかのリテラシーが必要だとするなら、それはそれで興味ないので、別にどうでもいいのかも。
あれ?

フジテレビ「トリビアの泉」内のコーナーで「ガセビアの沼」というのがあったのだけど、それをまとめたページに行き当たった。
■ガセビアの沼データベース

信じきってたものがたくさん。

  • 「木の年輪で東西南北がわかる」というのはガセ
  • 「舌の甘味や苦味を感じる場所はそれぞれ完全に分かれている」というのはガセ
  • 「ネコはヒゲの幅より狭い場所は通れない」というのはガセ
  • 「理髪店のサインポールは赤が動脈青が静脈を表している」というのはガセ
  • 「孫悟空のモデルとなったサルは中国の猿『キンシコウ』」というのはガセ

最後のは、名古屋だか名古屋近辺の動物園(モンキーパーク?)だかにキンシコウが来た際に、さんざん「孫悟空のモデル」っていう宣伝をしてた、はず。

似たような話題は、たまに以下のページに記録。
kdoc - 常識/非常識/トリビア/ガセビア

コメント