こらない

2005-06-07(火)

頭痛外来と不整脈

片頭痛治療でお世話になっている総合病院の頭痛外来へ。
イミグランという片頭痛発作時の薬から、同様に片頭痛発作時に服用するレルパックスへ変更して3ヶ月。
その後の経過報告。

片頭痛発作時の薬というのは、血管を締める作用のある薬で、それが原因で心臓発作が引き起こされたのが2月の終わり。
それ以来、「以前の薬より強度が低いから大丈夫」と新たに処方された薬とはいえ、さすがに怖くて服用できなかったのが約2ヶ月。
その後は、背に腹は代えられないと、かなり確実な片頭痛状態になってから1錠だけ服用している。
「かなり確実な片頭痛状態」というのは、つまり立ち上がることができなくなってから、という意味で、そのため「外出時に薬を服んで様子をみる」ということができなくなった。

というようなことを問診で伝え、最終的に「以前イミグランを服んでいたタイミングで服めばいい」ということで落ち着く。
そうか、まあそうか。

「薬を変えて数ヶ月経ったことだし、もういちど心電図をとっておきましょう」ということになり、心電図をとった。
そしたら、(素人目に見て)酷い不整脈。

「サカイさん、以前に不整脈だと言われたことは?」
「あります」
「以前からあるんですね、そうですか。ちょっと調べてみます?」
「えー、だってこの前(心臓関係を調べる時に)さんざん調べましたよ」
「この前のは発作に対して調べた結果ですから、もういちど不整脈という視点で調べてみた方がいいかも知れません」

そんなバカな。
いや、話としては分かるんだけど。
結局、翌日また心臓の方の科で見てもらうことに。

ところで、この頭痛外来の先生と、心臓を看てもらった先生は個人的によく知っているらしく、
「ちょうどね、先週サカイさんの話が出たところでね」
と。
おやまあ。

そして翌日。
病院へ向かう前にサフさんに
「めまいと立ちくらみが酷いってちゃんと言ってねっ!」
と念を押された。
そうだった、ここ2〜3ヶ月立ちくらみが酷いんだった。
例えば100円玉を拾うような動作をするだけで、目の前が真っ白になって4秒くらい動けなくなる。

頭痛外来の先生からの紹介状、というかお手紙と心電図を持って、心臓の科へ。
以前とった心電図と見比べながら、
「うーん、異常ないですね。気にすることないです」
と先生。
「心電図の、この、びょーんってなってるのは?」
「心臓もねー、そんなきっちり動いてるわけじゃないからねー。問題ないです」
あー良かった。
あーほんとに良かった。
やっかいな病気だったらどうしようってことじゃなくて、もう病院に通うの飽き飽きでねえ。
「ちょうど最近ね、頭痛外来の先生とサカイさんの話をしてたところでね」
ええ、それは昨日聞きました。

「サカイさんねー、うーん、ちょっと定期的に経過をみましょうか」
「いやです」
「なるほど、じゃあ半年に一度ってことで年末に一度顔を出すというのは?」
「……分かりました」

あ、そうだ、忘れるところだった。

「あの、めまいと立ちくらみが酷いんです」
「片頭痛患者さん、そういう人多いよねー」
「薬の関係かなーと思ったんですが」
「うーん、サカイさん血圧低いからねー」
「あら、血圧低いんですか?」
「低いよー」

そうなんか、血圧低いんか。
けどねー、高血圧とか低血圧とか貧血とかにいいっていう食べ物って、みーんな片頭痛を引き起しやすいものばかりなのよねー。
赤ワインとかチーズとかチョコレートとかコントレックス(水)とか。

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