こらない

2008-05-01(木)

自動アドレス帳Ripplex試用

「自動で育つアドレス帳」等といった形で紹介されているRipplexという新しいサービスの記事を2〜3読んで気になったので、試してみた。
Ripplex トップページ|無料アドレス帳ソフト「Ripplex」

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どういうサービスなのかは、例えば以下。
純国産のソーシャルアドレス帳「Ripplex」のすごいところ − @IT

アタシなりに説明すると。

まず、そのRipplexという「アドレス帳ソフト」をダウンロードして自分のパソコンにインストール。
その「アドレス帳」に、まずは自分のデータを入力。
住所や電話番号、メールアドレス、携帯電話番号、携帯電話メールアドレス、本名、加えてmixiやSkypeやtwitterといったサービスのID等。

で、あなたも、Ripplexをダウンロードして、同じことを行なう、と。

ここで、むにゃむにゃっとして、Ripplexがあなたとアタシをつないでくれる。
「つないでもいい?」って訊かれるので、「OK」と。

すると、あなたのデータがアタシのRipplexへ、アタシのデータがあなたのRipplexに表示されるようになる。
あなたやアタシが、それぞれ自分のデータをきちんと更新さえしていれば、お互いのRipplex(というアドレス帳)のデータは、自動で同期されて、いつでも最新の情報が得られる、と。

その際、誰にどの情報を見せるか、は、それぞれ個別に設定できる。
この人にはメールアドレスだけ、この人には住所もOKとか。

なるほど、便利そう。

けどなー。

みんなが使ってくれれば、ものすごく便利なのは確か。
けど、例えばこのこらないを見てくれていそうな友人知人が、とりあえず今、パッと10人思いつくとして、その中で「よし、私もさっそく使ってみよう」と、ダウンロードしてインストールする人は、1人か2人、いるかいないか、だと思う。
そういう人たちが使ってくれないと、ちっとも便利にならない。

そして、その1人か2人って、きっとすでにSkypeなりなんなりを常時起動してるタイプの人だから、別段Ripplexじゃなくても困らないんだよなーきっと。

で、次の関門が、うまいことRipplexをインストールして、設定を終了したとしても、このRipplexの存在を忘れずに、たびたび起動するかどうか。
そもそもアタシも起動するかどうか。
そこがすごく微妙だなあ。

何か、たびたび起動したくなる、そして使い続けたくなる、別の素敵機能がないとなー、と思った。
もういい加減、常時起動させておくソフトを増やしたくない、というのが本音ですもの。

もひとつ微妙なのが、表示と入力。
もっとべったり「住所録」って感じの方が分かりやすいんじゃないかなあ。
説明すれば、あるいはちゃんと考えれば、どこに何を入力するか分かるけど、パソコンやデジタルに不慣れな人には、分かりにくい、というか、とっつきにくい感じがする(アタシが使ったのはMac版)。

と、いくつか「うーむ」と思うところがあるのだけど、最初に書いたように、ちゃんと広まれば、すごく便利。
ちゃんと広まるといいな、と思う、です。

追記

つづきを書きました。
こらない - Ripplexアドレス帳、つづき

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