こらない

2008-05-04(日)

Ripplexアドレス帳、つづき

こらない - 自動アドレス帳Ripplex試用のつづき。

  • アイデアはいい。
  • でも、みんなが使わないと便利さが実感できない。
  • インターフェースがいまいち。

と書いたRipplexアドレス帳。
Ripplex トップページ|無料アドレス帳ソフト「Ripplex」

その後、以下の記事を読んだ。
3分LifeHacking:複数のアドレス帳を統合して普段使い「Ripplex」 (1/2) - ITmedia Biz.ID

ここでも「友人たちが皆同じサービスを使っていて初めて便利になる」と書かれているのだけど、それに続いて、

ただしRipplexの魅力の1つは、自分1人で使っていても、アドレス帳ソフトとして便利に使える点だ。

とある。

えー? そうかー? と思いながら続きを読むと、

たとえば、Ripplexを使い始めるときには、わざわざ友人の情報を入力する必要はない。Macのアドレスブック、OutlookやOutlook Express、Thunderbirdなどをはじめ、Skype、Gmail、Yahoo、携帯電話など各種のアドレス帳をインポートできる。

とある。
確かに確認したら、「インポート」「エクスポート」のメニュがあった。
気付いてなかった。

ただ、その後使っていてやっぱり思ったけど、インターフェース(アタシが使っているのはMac版)がどうにも良くないと思う。

賛同を得られるかどうか分からないけど、「アイコン画面」と「詳細画面」は、ひとつのボタンでできた方がいい。
というか、今のMacユーザは、「カテゴリ」→「リスト」→「詳細」が一度に見れるカラム表示の方が慣れてると思う。
新しくなったGmailの「連絡先」(アドレス帳)も、そうなってるし。

それと同じことなのだけど、ポコポコと新規ウィンドウが開くのもいただけない。
タブ切り替えで済むものも多いと思う。

そのウィンドウの「閉じる」というボタンがハイライトされているのに、リターンキーを押すと「閉じる」ではない動作をする(例えば、それが住所の場合、Google Mapsが開く)というのは、ルール違反。

電話番号や住所等の並びが、ドラッグ&ドロップで変えられないのは、怠慢に思えるなあ。
使う方は、「できて当たり前」って思っちゃうもの。

あと、自分の情報に関しては、不必要なほどいろんな項目が、最初から用意されてた方がいいかも、とも思った。
項目はかなり自由に独自に増やせるのだけど、その「項目を自分で増やす」という手間を惜しむ(惜しむというか、やり方が分からない、面倒くさい)人は多いと思う。

といった感じで、細かいところの挙動がいちいち「?」に感じる。
Macに不慣れな人がデザインしてるのかなー、という印象。

こんなにあれこれ書いてるのは、それなりに期待しているから。
アドレス帳ソフトの決定版が欲しいのです。
今は、Yahoo!のアドレス帳と、Gmailのアドレス帳をバラバラに使っていて、どちらも一長一短で、未だにしぼり切れてない。

そういう意味では、Adium(というMacのメッセンジャー統合ソフト)の全機能を飲み込むくらいの勢いで、「太って」しまってくれても構わない。

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