こらない

2008-05-13(火)

携帯電話の種類とか

ずっとPHSユーザなので、携帯電話のことを全く全然これっぽちも知らない。
携帯電話のことをちゃんと理解するのが面倒で、ずっとPHSユーザのままでいる、とも言えるのかも。

ちょっとだけ調べてみた。
せっかく調べたので、書いておく。

3G携帯という単語は聞いたことがあるのだけど、「3G」というのは3rd Generation、つまり第3世代の意味。
なんだ、それだけの意味だったのか。

「第3世代」というのは、ITU(国際電気通信連合)が決めたIMT-2000という規格に準拠したものを指すらしい。
そうか、国際規格なのか。

そのIMT-2000という規格には、W-CDMAとかCDMA2000とかTD-SCDMAとかEDGEとか、いろいろな方式があるみたい。
「規格」が何を規格していて、「方式」が何の方式なのかは、よく分からない。
あと、W-CDMAをIMT-DSと言ったりUTRA-FDDと言ったり、そのデータ通信の方式がHSDPAだったりHSUPAだったりと、別名等がいっぱいあって、理解不能。

NTTドコモのFOMAとか、ソフトバンクモバイルのSoftBank 3Gというのは、W-CDMA。
auは、CDMA2000、ってことでいいのかな。

第三世代携帯電話 - Wikipediaによると、

  • NTTドコモ: 8割以上が3G(2008年2月末)
  • ソフトバンクモバイル: 75%以上が3G(2008年3月末)
  • au: ほぼ全て(98%前後)が3G

とのことで、日本の多くの携帯電話ユーザが、3Gのものを使ってるみたい。

さて、第3世代というからには第2世代がありそうなもので、実際に2Gがあって、その2Gの中の代表的な方式がGSM。
GSMは名前だけ知ってる、現在のiPhoneがこれを使ってるから。

GSM - Wikipediaによると、「日本と大韓民国を除く全世界で使用されてい」て、且つ、「2008年現在、全ての携帯電話方式の中で世界で最も使われている」らしい。
「世界の携帯電話端末市場の82%はGSM方式であり、世界の212ヵ国で約20億人が利用している」。
わー。

さらに、

基本的には第二世代携帯電話(2G)に属するが、GPRSの拡張データ通信を含むことで第2.5世代と呼ばれ、更に上位のEDGEを含むことで第2.75世代と呼ばれる。また、その上のEDGE Evolutionでは第3世代に近いデータ転送速度が出せる(後述)。

とある。
こういう「新しい規格より、古い規格を拡張/発展させたものが幅をきかせて、結局新しい規格がボツになる」みたいな動きは、他でも見かけるので分かる。
や、3Gはボツになってないのだろうけど。

通信方式(通信規格?)を替えるには、基地局とかアンテナとか、全部替えなきゃいけないのかな?
だとしたら、そうすぐには変われなさそう。
日本でも、2Gから3Gへの移行は数年かかってる。

どっちにしろ、世界的な流れは、まだそう簡単に「みんな3G」とはいかないっぽい、のかな。
そんな中、かなり3Gになってる日本は、3G対応のiPhoneを待ち望んでいる、ってことか。

3Gは、3Gなだけあって、2Gに比べていろいろ良くなってる。
日本での3Gの売りは、「高速データ通信!」だったのかな?
そのおかげで、ちょっと大きめのウェブページを読み込めたり、メールの文字数制限が緩和されたり、画像や音声や動画が扱えたり、とか?
ウノウラボ Unoh Labs: 3G携帯のみに限定したサイトを作る場合を見ると、UTF-8やXHTML等が使えるようになったのは、3G携帯以降なのかー。

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