こらない

2008-06-26(木)

iTunes等で自分の楽曲等を配信する

去る2008年6月19日、アップルのiTunes Storeからの楽曲ダウンロード販売数が、50億曲を突破したみたい。
アタシもちょくちょく利用してる。

「それってさ、俺たちのバンドの楽曲とかは配信してもらえないの?」という人向けに、TuneCoreというサービスがあるよ、という記事。
【コラム】シリコンバレー101 (275) 全米1位iTunes Storeの棚を数十ドルで確保 | ネット | マイコミジャーナル

この記事によると、年間数千円で、各国のiTunes Storeへ楽曲を登録してくれるみたい。
年間数千円の内訳は、維持管理費や楽曲の登録費等なのだけど、その楽曲がiTunes Storeで売れた場合の売り上げは、100%アーティストの取り分となる、と。

同様のことを行なっているサービスでアタシが知ってるのは、CD Baby。
TuneCoreと比べるとどうなのかな? と思って検索したら、すごく分かりやすくまとめてあるページがありました。
費用はいくらか、バーコード取得はどうするのか、リッピング(配信用データの作成)はどうするのか、等。
takerui.com - デジタル配信する CDBABYとTuneCore

さらに、「10曲入りのアルバム1枚をiTunes Storeで全世界配信したい!」という場合に、CD BabyとTuneCoreで、どちらがいくら費用がかかって、どれだけ売れるとどれだけ返ってくるのか、に関しては以下のページ。
takerui.com - CDBabyかTuneCoreか - その損益分岐点

上記ページによると、CD Babyは「約83ダウンロード」でプラスに転じると。
TuneCoreの場合はこれが「約59ダウンロード」で済むのだけど、毎年維持管理費がかかる、と(CD Babyはかからない)。

こゆのって、例えばアタシが「ふへーん、ふふーん」とかって鼻歌を録音してCD-Rに焼いたとして、そゆのも登録できるのかな。
上記を読む限り、初回登録以降お金がかからなかったりするやり方があるわけで、その初期費用にしても数千円なわけで、「へー、そんな簡単なんだー」って世界中の人たちが鼻歌を登録しちゃったりしないのかしら。
誰かのヒット曲と同じ曲名で登録したりして、iTunes Store上でその曲名を検索すると、世界中のどうでもいい人の鼻歌ばっかりヒットする、なんてことになりそう、と想像するのだけど。

鼻歌はともかくとして。

例えばライブハウスへ目当てのバンドを観に行って、その時の対バンの曲がちょっと気に入った、みたいなときに、物販コーナーでCD1枚買うほどではないのだけど、でもやっぱり今日演奏したあの1曲目をもう一度聴きたい、みたいなときに、便利だなあ、と思う。
身近に音楽関係の人が多いので、せっかくのアルバムというものがあるのに、1曲単位で買いたい、あの曲だけでいい、みたいなことを書くのはためらわれるのだけど。
でも、その1曲がiPodに入り、シャッフルして聴いてるうちにぴょこんと再生されたりして、「やっぱりこの曲いいなあ、またライブへ行ってみよう」とか「他の曲も聴いてみよう」とかって可能性がないわけじゃない。
アタシに関してはありそう。

バンドもそうだけど、「芸人さん」みたいな人にとって、すごいチャンスなのかなー、とかも思った。

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